今回はここ数回に比べ、なかなか変動が大きかった。
メインは除去ガジェ。ガジェットを6ガジェに制限し、地砕き、地割れを制限化。今期は世界大会もなく、主流デッキをぶっ壊すのは時期として順当なのかもしれない。地砕き、地割れの制限化は多くのデッキ、カードにとってうれしいポイントになりそうだ。また、これからどのようなポストカードがピックアップされるのかも楽しみである。
人造人間−サイコ・ショッカー
の準制限はまさに時代の流れを感じる。が、フォートレスが出現した以上、安易に採用することもできず、実にかわいそうなカードだ。
その他の禁止、制限、準制限カードの変動についてはどれも納得のいく範囲内。洗脳−ブレインコントロール
は今頃!?感が強い。一方で強奪が禁止になり上級モンスターとの接し方は多少変わってくるかもしれない。
ライダー系はD-HERO ディスクガイの制限化と上記の生贄確保カードの制限による様子見といった印象を受ける。
一方で解除、緩和による旧流行デッキの復活にも期待したい。ゴブリンのやりくり上手を活用した”やりくり〜”シリーズや、
貪欲な壺の”MPT”、D.D.アサイラントの”地戦士ビート”といったところか。
今回唯一残念なのは聖なる魔術師や魔導戦士 ブレイカーというどのデッキでも活用できてしまう強力カードの復活。
それを除けば、サプライズは無いものの、バランスのとれた改定ではないだろうか。