地獄詩人へルポエマー/闇/悪魔/2000:1400/5

このカードが戦闘によって墓地に送られた場合効果が発動する。このカードが墓地に存在する限り、相手バトルフェイズ終了時に相手は手札からカードを1枚ランダムに捨てる。このカードは墓地からの特殊召喚はできない。

ポエー

第3期に登場したマリクのモンスター。初期登場時はウルトラレアとなっている。
S-Dではこのサイトができる前から注目されていたカードで、私個人としてもかなり思い出深い1枚となった。実は正規の考察前にS-D版として考察が行われた数少ないカードでもある(
地獄詩人へルポエマー参照)。

 

効果

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた場合効果が発動する。

効果の発動は戦闘で破壊されることが条件。複雑に思えるが、リクルーターと同じような感覚で扱ってやれば問題ない。上級ではあるが、戦闘能力は2000といつでも倒されそうなスペックなので、心配する必要はない。
S-D考察時に語っていた”相手に送りつけて破壊する”手段は通常構築でももちろん有効である。また、強制的に戦闘を誘発させるカードとしてバトルマニア が有効である。地縛霊の誘い、立ちはだかる強敵についても同じことが言えるだろう。

このカードが墓地に存在する限り、相手のバトルフェイズ終了時に相手は手札からカードを1枚ランダムに捨てる。

毎ターンハンデスを行う能力。D.D.クロウででも除外しない限り、相手は常に悩み続けることに。
相手がこの効果を回避する手段は大きく2つある。1つはバトルフェイズを行わないこと。能力発動にはバトルフェイズを行っていることが条件のため、フェイズそのものをスルーしてしまえばハンデスも発生しない。ただし、こちら側から見てみればハンデスできなくてもバトルフェイズをスキップできるわけだから、それはそれでお得。強制的にバトルフェイズを行いたい場合は上で利用したバトルマニアをここでも利用しよう。
もう一つ、相手が回避する手段としてメインフェイズ1で全てのカードを消費、もしくはセットしてしまうという方法がある。捨てるカードがなければハンデスが行われないのは当然だが、その場合こちらは
邪神の大災害を張っておくことで簡単にアドバンテージになる。

このように考えていくと、いかに相手の心理を利用できるかで威力が大きく変わってくる面白いカードといえるだろう。

このカードは墓地からの特殊召喚はできない。

唯一のデメリット。失敗した場合は手札に回収する必要がある。もう少し攻撃力が低ければダーク・バーストなんかを使えたのだが・・・。
除外からの特殊召喚に制限はないので、ダーク系のカードで除外後、闇次元の解放や異次元からの帰還で呼び戻すなんてのもいいかもしれない。

デッキ構成

バウンスも一緒に。

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
ダーク・アームド・ドラゴン
冥府の使者ゴーズ
地獄詩人ヘルポエマー×3
サイクロン
闇の誘惑×2
強制転移×3
突進×2
貪欲な壺
バトルマニア×3
リビングデッドの呼び声
異次元からの帰還
激流葬
邪神の大災害×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
地縛霊の誘い×2
下級
霞の谷の戦士×2
BF−疾風のゲイル
次元合成師×2
墓守の番兵×3
マジック・ランプ
N・グラン・モール
ネクロ・ガードナー×2
ジェスター・コンフィ
バトルフェーダー×2