306-054

邪悪なるバリア−ダーク・フォース−

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全てゲームから除外する。

今”攻撃”といったよな?(邪悪な感じで)

聖なるバリア−ミラーフォース−の真逆の能力を持つフォースバリアシリーズの2枚目。306の番号からもわかるように、カオス・ソルジャー−開闢の使者−を狙って買うとコノザマ・・・あああ、なんて嫌な思い出!!

 

効果

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全てゲームから除外する。

相手の攻撃宣言をトリガーにするのは本家と同じだが、効果の対象となるのは守備表示モンスターである。単に守備表示を破壊するだけではカードとして力不足なので、”破壊”ではなく”ゲームから除外”という、当時の感覚から考えてもかなり性能のいい除去手段を確保されている。

だが、やはりこのカードが一向に注目されなかったのは・・・

攻撃モンスターを全スルーだったことかな♪

いくらゆとり教育真っ只中の社会だって、これにはお手上げだったはず(定かではない)。
基本的に相手が攻撃モンスターオンリーで総攻撃を仕掛けた場合は全く意味がなく、自身のモンスターも守れるわけではない。攻撃表示モンスターに比べ守備表示モンスターが並ぶのは稀で、相手が
ミラーフォース対策で慎重になっている場合や、他の除去罠、月の書などの表示変更カードとの組合せが前提になってしまうのが実際のところだ。
やはり、単独ではなく、何らかの条件を満たさなければならないカードはどうしてもねぇ・・・という代表的な1枚。

あ、でも私は嫌いじゃないです、この意外感・・・というか本質捉え切れてないところとか。
まぁ世の中、重要なメインの事象をスルーすることなんてよくあることだ。いつまでもくだらない揚げ足取りで一向に進まない政治とか、犯人より被害者の身辺ばっかり報道するマスコミとか、カードゲームに熱中しすぎて学業に身が入ってない学生とか(過去談)・・・なんか絶望した!!