GB7-004

魔法効果の矢(速攻)
相手がコントロールするフィールド上の表側表示魔法カードを全て破壊する。破壊した魔法カード1枚につき、相手に500ポイントダメージを与える。

シュバババ!

OCGの歴史において、何度か注目を浴びたことがある魔法専用破壊カード。いちおう初出は原作。

 

当時を振り返って

相手がコントロールするフィールド上の表側表示魔法カードを全て破壊する。
破壊した魔法カード1枚につき、相手に500ポイントダメージを与える。

このカードが構築の候補として浮上した背景には”サイクロンの制限化”というものがあった。今でこそ制限から準制限へといったブレがあるが、当時はあのカードが3枚積みされていた上にブレイカー、大嵐が潜んでいるという屈強な魔法,罠破壊構成ができあがっていたのである。
そんな構成の中、中核となるサイクロンの互換カードとして名を馳せたのが1枚で複数枚を破壊できる、つまりアドバンテージを取れるこのカードだったというわけだ。
破壊対象は表側魔法という狭い範囲ではあるが、強奪、早すぎた埋葬、光の護封剣、波動キャノンと、対象となるカードがごろごろ存在していた環境化での活躍は言うまでもない。
また、サイクロン制限化の前は悪夢の蜃気楼+サイクロンの強力ドローコンボを封殺する手段として使われることもあった。

相手の通常魔法発動時に発動すると発動カードを破壊することはできるが、効果を止めることはできない。当時よく勘違いしている人がいたと記憶している。

魔法,罠破壊が充実している今見てみると、結局”環境に左右される”ところが大きい。最近の魔法はどうも場に残りにくいので、フィールド魔法対策ぐらいに落ち着くのかな。

デッキ構成

破壊系カードでバーン対策にしてみた。500〜のダメージ効果に注目してバーン要素を入れるのもよさそう。

旧デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
人造人間−サイコ・ショッカー
氷帝メビウス×2
いたずら好きな双子悪魔
サイクロン
スケープ・ゴート
ライトニング・ボルテックス
強奪
強欲な壺
光の護封剣
早すぎた埋葬
大嵐
地砕き×2
天使の施し
魔法効果の矢×3
抹殺の使徒×2
サンダー・ブレイク×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
下級
イグザリオン・ユニバース
賢者ケイローン×2
忍者マスターSASUKE
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
異次元の女戦士
ニュードリュア
ならず者傭兵部隊
クリッター
ミスティック・ソードマン LV2
ドッペルゲンガー
スネークポット
キラー・スネーク