FET-JP043

螺旋槍殺(永続)
自分フィールド上の「暗黒騎士ガイア」「疾風の暗黒騎士ガイア」「竜騎士ガイア」が守備表示モンスターを攻撃した時、これらのカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。さらに「竜騎士ガイア」がこの効果で戦闘ダメージを与えた場合、デッキからカードを2枚ドローし、その後手札からカードを1枚捨てる。

螺旋槍殺!!

ガイアを主力としたデッキはこれまでありませんでしたが、このカードの登場によってそれが可能になりました。
竜騎士となることにより+ドローの効果を得ることができる。この効果により上級を多数投入するこのデッキのバランスを上手くとることができるのではないかと考えています。

まずは主力となるガイアの選択です。 やはりドロー効果を得ることができる竜騎士ガイアは外すことができません。
しかしこのカードだけでは螺旋を発動する機会が減ってしまうため、残る2体のガイアから召喚しやすい疾風の暗黒騎士ガイアをチョイスすることにします。

竜騎士ガイア

このモンスターは融合モンスターなので召喚方法を工夫しなければなりません。召喚方法は

1、融合
2、突然変異(
METAMORPHOSIS
3、
龍の鏡

の3パターンがあります。ここでは変異を選んだ方が確実に螺旋の能力を発揮することができますが、変異は制限カードであるため他の2枚に頼らなければなりません。
せっかくドラゴン族なのですから、龍の鏡を積極的に利用しましょう(ちなみに通常デッキに載せていたときは龍の鏡は発売前でした)。

可変機獣 ガンナードラゴン、スキルドレイン

スキルドレインといえば、モンスターの効果を無効化するカード。このカードを使う場合は自分が不利にならないように気を使う必要がありました。
そこで一般的に可変機獣 ガンナードラゴンが出てくるわけですが、このカード、変異で竜騎士に化けることができます。螺旋槍殺は戦闘を介して効果を発揮するカードなのでスキルドレイン自体のこのデッキとの相性も抜群です。

龍の鏡

このカードは代用素材も使うことができるのがうれしいですね。
素材が墓地にあっても問題ないのでおろかな埋葬でデッキから落とすのも一つの手です。

補助

上級モンスターが多いので、ダンディライオンなどを使用し生贄を確保する手段も持っておきましょう。(おろかな埋葬も繋がるし)
また、疾風の暗黒騎士ガイアのために手札を伏せる場合などもハリケーンを使用してやれば先頭の安全確保にも繋がっていい感じ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
可変機獣 ガンナードラゴン
疾風の暗黒騎士ガイア×2
暗黒騎士ガイア×2
おろかな埋葬×2
サイクロン
ハリケーン×2
ブラック・ホール
強奪
強欲な壺
早すぎた埋葬
大嵐
突然変異
撲滅の使徒×2
抹殺の使徒
螺旋槍殺×3
融合
龍の鏡×2
スキルドレイン×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
下級
賢者ケイローン
霊滅術師 カイクウ
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
巨大ネズミ
ならず者傭兵部隊
クリッター
沼地の魔神王×2
ダンディライオン×3

変異関係

前回なぜ正規融合を使わなかったのか。 そんなことを過去に書いているので参考に載せておきます。

カードを引くのは手札を増やすということです。手札を増やせば、当然それだけ動ける範囲が広がるということであり、自分が有利に立つための手段であることは言わずもがな、ですね。

そこで、このデッキに融合ギミックを導入したときのことを考えてみてください。
融合とは無駄に手札を消費してしまう方法です。そして、成功させるためには多くの補助カードをデッキに必然的に組み込まねばなりません。

そんな手札をほとんど融合の処理で失ってしまった後にカードを2枚ドローできたとして、その2枚は果たして自分が有利に立つことを手助けするカードでしょうか。
もしかしたら、2枚とも融合関連のカード(融合、素材等)かもしれません。いくら融合を補助するカードを引いたところで有利には立てません。
相手に勝るためにはより相手を不利にするカードを引いていかなければならないのです。そのためにも召喚に多くのカードを要する融合よりも一枚で事足りる変異の方がよいのは仕方がないこと なのです。