PTDN-JP034

超古深海王シーラカンス/水/魚/2800:2200/7

手札を1枚捨てる。1ターンに1度だけ、デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。このカードの効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃宣言をする事ができず、効果は無効化される。フィールド上に表側表示で存在するこのカードが魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった場合、自分フィールド上の魚族モンスター1体を生け贄に捧げる事でその効果を無効にし破壊する。

深海王

水属性で凝ったギミックのカードがないなぁ・・・というのが最近の不満だったが、このカードは私を満足させてくれるのだろうか・・・?

 

効果

手札を1枚捨てる。1ターンに1度だけ、デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
このカードの効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃宣言をする事ができず、効果は無効化される。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった場合、自分フィールド上の魚族モンスター1体を生け贄に捧げる事でその効果を無効にし破壊する。

手札を1枚捨てるだけでデッキ圧縮&超展開を行うことができるトリッキーなカード。水属性のカードは多くの種族が存在している割にイマイチ境界線が無かったが、このカードでは久しぶりに”魚族”に言及している。
召喚したモンスターはシステムとして活用することもできず、攻撃を行うこともできないが、壁や生贄要員、”大波小波”や”水霊術−「葵」のトリガー”として活用することができる。
また、第3の効果では自身を守るために活用することができる。

で、問題は対象となっているカードなのだが、このカードが登場した2007.11現在、その数はわずかに19種類にしか満たない。
しかもラインナップは脆弱で、レインボー・フィッシュ/攻撃力1800がいいところ。これはこれからのカードの登場に期待するしかない。
ちなみに今パックで登場した水属性の下級モンスターは片っ端から海竜族である。全く持って、なんでこんな仕様にしたのかと目を凝らしてみてみると、こいつらは何と”(深)海王”ではなく”海皇”の僕だったのだ!!

・・・ふーん。

さて、効果も攻撃も封じられてしまう下級魚族であるが、その中で唯一他カードと関連を持たせることができるのが、暗黒大要塞鯱の砲弾である魚雷魚の存在だ。
場に存在していれば砲撃できるので、深海王によるデメリットは関係ない。砲撃後は
究極封印神エクゾディオスで再利用してやるといいだろう。

この究極封印神エクゾディオスもまた、超古深海王シーラカンスの効果を生かす上で非常に重要なカードである。
19種の下級魚族はその半分以上が通常モンスター。つまり、ガンガン効果を活用するためには多くの通常モンスターがデッキに投入されることになる。この状況をより上手く活用する手段として、究極封印神エクゾディオスのノーマルモンスターとのかかわりが有効に働くのだ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
超古深海王シーラカンス×3
氷帝メビウス
暗黒大要塞鯱×2
カタパルト・タートル
究極封印神エクゾディオス×2
サイクロン
ライトニング・ボルテックス
強制転移×2
手札抹殺
早すぎた埋葬
大波小波×2
大嵐
伝説の都アトランティス×2
抹殺の使徒
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
水霊術−「葵」×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
アトランティスの戦士
レインボー・フィッシュ×3
スペースマンボウ×3
ヒゲアンコウ×3
魚雷魚×3