剣闘獣

剣闘獣はデッキと場を行き来するモンスター。その中で唯一デッキに戻る効果を持たないヘラクレイノスは剣闘獣の最終形態である。

　

効果

◇「剣闘獣ラクエル」＋「剣闘獣」と名のついたモンスター×２
◇自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、融合デッキから特殊召喚が可能（「融合」魔法カードは必要としない）。

融合方法はラクエルを中心とした3体のコンタクト融合。
剣闘獣ラクエルはアタッカーとしてピンでも使用できるため、デッキに組み込みやすいモンスターである。そのおかげでヘラクレイノスもかなり召喚しやすいのはうれしい利点だ。
3体を集める方法であるが、剣闘獣ホプロムスのような壁モンスターを駆使して地道に3体そろえるか、剣闘獣セクトルの効果を活用して一気に場に3体をそろえるか、そのどちらかになりそうである。
当然、剣闘獣デッキならどちらの戦術もデッキに組み込めるので、召喚するチャンスは序盤から終盤まで、かなり幅広く広がっている。

剣闘獣ラクエル/炎/獣戦士/1800:400/4
このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した場合、このカードの元々の攻撃力は２１００になる。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、デッキから「剣闘獣ラクエル」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。

◇このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札を１枚捨てる事で魔法または罠カードの発動を無効にし、それを破壊する。

魔法、罠の無効化。このモンスターが場に存在するだけで他の剣闘獣はかなり動きやすくなる。
ゲームを始めたらできるだけ早くヘラクレイノスを場に光臨させたい。

同じような効果を持っているモンスターに超魔導剣士−ブラック・パラディンやアルカナ ナイトジョーカーが存在しているが、魔法、罠どちらにも、どの手札ででも対応できることを考えればその能力は格段に使いやすいことがわかるだろう。

デッキ構成

デッキサンプル：

モンスター	魔法	罠
上級 剣闘獣アレクサンデル×2 剣闘獣スパルティクス	エネミーコントローラー グラディアル・リターン サイクロン 我が身を盾に 休息する剣闘獣×2 強奪 剣闘獣の闘器グラディウス 剣闘獣の闘器マニカ×2 大嵐 地砕き×2 突進×2	ディザーム×2 パリィ リビングデッドの呼び声 聖なるバリア−ミラーフォース− 封魔の呪印 和睦の使者×2
下級 剣闘獣ラクエル×3 デスグレムリン 剣闘獣ディカエリィ×2 剣闘獣ベストロウリィ Ｎ・グラン・モール 剣闘獣ムルミロ×2 剣闘獣ホプロムス×3 剣闘獣セクトル
融合 剣闘獣ヘラクレイノス×2 剣闘獣ゲオルディアス×2