ラッコ＋コアラ

冬のフェスタで配布されたカードの1枚。現在ＯＣＧには”コアラッコ”が存在しているが、これはそれと対比するカタチで作成されている。
木の上に上っているのに水属性？と不思議に思うかもしれないが、コアラッコは水に浮いているのに地属性であり、これはその影響を受けているのではないかと考えられる。
それによってナチュル・ビーストへの道は閉ざされるが、氷結界の虎王ドゥローレンへの可能性は広がることになる。

対比といいつつも攻撃力が1200でセーブ（コアラッコの守備力は1600）なのはちょっと残念だが。

効果

◇このカード以外の獣族モンスターが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力をエンドフェイズ時まで１０００ポイントアップする事ができる。
◇この効果は１ターンに１度しか使用できない。

コアラッコが相手モンスターの攻撃力を下げたのに対し、こちらは自らの攻撃力を上げる。攻撃力を0にする能力と比べると攻撃力を1000上げる能力はダメージ効率的にはそれほどよろしいものではないが、ダイレクトアタック時にはこちらのほうがダメージ量が多い。
条件としては自分以外の獣族モンスターが存在しているときなので、レスキュー･キャットからコアラッコを2体特殊召喚した場合、場に2200のアタッカーが並ぶことになる。一方で強化できるモンスターは種族を問わないので、余裕があればバルバロスでもマンティコアでも問題なく強化できる。

ただ、基本スペックが下がったことでコアラッコより更に使い捨て感が大きくなったことはやはり否めないか。
どうせならダイレクトアタックできる宝玉獣　アメジスト・キャットや因幡之白兎、複数回攻撃できるツインヘデッド・ビーストなんかとからめて積極的に使ってみたい。

デッキ構成

宝玉は氷結界の虎王ドゥローレンのバウンス用に突っ込まれている。

デッキサンプル：