TDGS-EN084

MAIDEN OF MACABRE/闇/魔法使い/1700:0/4

このカードが戦闘で相手モンスターを破壊する度に、このカードに魔力カウンター1個乗せる。このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする。

不気味な乙女

TDGSで登場した魔法使い族モンスター。非常に日本テイストなイラストであることから、てっきり同パックで収録されたスピリット系のサポートカードかと思っていたのだが、効果を読んでみるとなんてことはない、普通の魔力カウンター系のモンスターだった。
まるで天上天下にでてきそうなキャラクターなので、スピリットデッキの雰囲気を出す意味ではいいスパイスになるかもしれない。

 

効果

このカードが戦闘で相手モンスターを破壊する度に、このカードに魔力カウンター1個乗せる。
このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする。

前回のMAGICAL EXEMPLARに引き続き、魔力カウンターは一つのテーマになっているらしい。今回は魔法カードがトリガーではなく、戦闘による相手モンスター破壊がトリガーとなってカウンターが発生する。本体が生き残っていれば魔法カードよりも確実に毎回強化することができる。また、複数回攻撃できればその分だけカウンターを乗せるチャンスが生まれるので、より早く成長させることが可能である。
ただし、初期スペックは1700で、そこから200ずつのカウントアップというのはやはり遅い。複数攻撃を備えるにしても、攻撃力を下げてしまう閃光の双剣−トライスなんかは序盤では控えたいところだ。1度限りの効果だが、ダブルアタックが効果的かもしれない。
召喚序盤から活躍させたければ、漆黒のパワーストーンや魔草 マンドラゴラなどのサポートが考えられるが、やはり総じてのアドバンテージを考えると・・・。

このカードは個別に使うよりも、魔力カウンターデッキ全体として考えるのが妥当だろう。
アタッカーという枠で考えても、熟練の白や黒の魔術師に比べればデッキの方向性に片寄りを持たせないのでより自由なデッキ構築が期待できる。それに、魔法カードを使わずに魔力を貯めれる構造はデッキ内の魔法カード枚数が限られているという根本的な問題を回避することができるはずだ。これによってよりフランクに対抗魔術や
メガトン魔導キャノンを撃てるようになるのは確かである。

カードとしての派手さはないが、シリーズ全体としてみてみるとあって損はないカードなのかもしれない。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
魔法の操り人形×2
闇紅の魔導師
アームズ・ホール×2
サイクロン
ダブルアタック
ディメンション・マジック×2
メガトン魔導キャノン×2
レインボー・ヴェール
閃光の双剣−トライス
我が身を盾に×2
死者蘇生
生還の宝札×2
大嵐
貪欲な壺
激流葬
漆黒のパワーストーン×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
ダーク・ヴァルキリア
ライトロード・マジシャン ライラ×2
MAIDEN OF MACABRE×3
MAGICAL EXEMPLAR×3
魔導戦士 ブレイカー
召喚僧サモンプリースト×2
マジカルフィシアリスト
見習い魔術師×3