P3-03

ファイヤー・ウイング・ペガサス 炎/獣/6

色鮮やかな真紅の翼をはばたかせ、天を駆け抜ける天馬。

ATK/2250:DEF/1800

炎翼天馬

かつて、大会3位に贈呈された超レアカード。Yahoo!のオークションでとんでもない金額がついた・・・という噂。

 

スペック

この大会における記念カードは上に行けば行くほどレベルや攻撃力という数値が下がるという不思議な現象が見られる(融合系は別)。実際にファイヤー・ウイング・ペガサスは唯一の生贄1体モンスターで、攻撃力に関しても2250と中途半端。当時の獣族事情を考えれば、儀式のスーパー・ウォー・ライオンを除いて上位に君臨して入るのだが、ゲームとしてはデーモンの召喚がすでに降臨しているので新鮮味は薄い。

一方で、ビジュアルに関しては青眼の究極竜メテオ・ブラック・ドラゴンと並ぶカードということで、かなり力が入っていることがわかる。特にカードテキストでも知られている真紅の翼は細部まで細かく描かれ、グラデーションも綺麗だ。
ペガサスがセレクトされたのはペガサス・J・クロフォードにあやかって・・・ということもあるのかもしれない。

実際のOCGでゲームに使用することは殆ど無いが、通常モンスターであるがゆえの運用性の高さから、シンクロの素材などに利用する道も残されている。幻獣の角や百獣大行進、野生解放、ラッコアラなど、パンプ用のカードは多いので、低スペックもまぁ・・・。
炎属性獣族はかなりマイナーなジャンルだが、ツインヘデッド・ビーストやフレムベル・ヘルドッグなど、いちおうこれ以外にも存在している。