PH-08

海神の巫女/水/水/700:2000/4

このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、フィールドは「海」になる。フィールド魔法カードが存在する場合、この効果は適用されない。

巫女

巫女さんといえばマジック・ザ・ギャザリングで”とぐろ巻きの巫女”を見たとき愕然としたものだが、遊戯王の巫女はちゃんと可愛らしく巫女さんをしていて助かる。まぁ、こっちは日本語ベースだからね。

ホホホ、目のホヨー(なんかH×Hであったセリフ)。

効果

このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、フィールドは「海」になる。フィールド魔法カードが存在する場合、この効果は適用されない。

フィールドを海に書き換えるという面白い効果を持っている。同様の効果を持った他のシリーズは存在しておらず、昔からフィールドをベースに発展してきた水属性らしい効果と言えるだろう。
フィールドを海にはするが、フィールド魔法”海”の代用になるというわけではないので、
海竜−ダイダロスの効果を発動できるわけではない。そこは注意しておく必要があるだろう。
基本的には”海がフィールドに存在するとき〜”系のカードとともに使っていくことになる。

対応するのは伝説のフィッシャーマン、水陸両用バグロス Mk−3、深海の戦士、マーメイド・ナイト、魚雷魚、砲弾ヤリ貝、竜巻海流壁など。
これを方向性で分けると水陸両用バグロス Mk−3系のビートダウン、
暗黒大要塞鯱デッキ、竜巻海流壁による壁の3つになるわけだが、暗黒大要塞鯱デッキを組む際にコストとして使われる魚雷魚や砲弾ヤリ貝に能力をわざわざ授ける必要もないので、結局バグロス Mk−3系のビートダウン+竜巻海流壁による壁で組まれたデッキのみの採用になってしまうのが現状である。

さらに、フィールドサイクリング系のモンスターの登場でフィールドカードは以前よりもグッと使いやすくなっているため、海神の巫女を採用してフィールド枚数を増やす努力もそれほど必要はなくなってしまった。
より海に重点を置くならば1〜2枚の採用はあるかもしれないが、優秀なモンスターが多い水属性モンスター全体で考えるとこのカードのデッキ枠は果たして存在するだろうか。