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薄幸の乙女/光/魔法使い/400:300/2
このカードは表側攻撃表示で存在する限り戦闘によっては破壊されない。このカードが表側攻撃表示でフィールド上に存在する限り、このカードと戦闘を行ったモンスターは表示形式の変更と攻撃ができなくなる。

ハッコウノオトメ

彼女はその瞳に何を見るのだろう・・・。

 

効果

このカードは表側攻撃表示で存在する限り戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側攻撃表示でフィールド上に存在する限り、このカードと戦闘を行ったモンスターは表示形式の変更と攻撃ができなくなる。

相手の攻撃を必死に耐え抜くその姿はまさしくS-D本来の姿そのもの。戦闘した相手モンスターがその儚さという美学に目を奪われ攻撃できなくなるのか、それとも同情の目で見ているのか私には判 らないが、前者であって欲しいな・・・と願ってしまう。
さて、このモンスターは攻撃表示でなければ効果を発動できないため、魔導サイエンティストが非常に厄介な存在であった。一度に大量モンスターを相手にすると、ライフポイントというキャパが簡単に超えてしまうからね。
スピリットバリアを使い、相手からの戦闘ダメージを受けない・・・といった工夫が必要不可欠である。S-Dデッキの場合ならあえて絶体絶命で乗り切ってみたり。

見習い魔術師でリクルートできるが、セット状態だと能力を発動できないまま墓地送りになってしまうので、できればマジシャンズ・サークルなどを使って特殊召喚しよう。

さて、実際に薄幸の乙女を主軸にしたデッキというのは難しい。能力の発動が完全に相手に依存しているし、攻撃されることを前提としたロックというのはそもそも矛盾している。
スピリットバリアやバトルマニアなど、多彩なカードでロックを再現するのであれば、マシュマロン+メガネといったより専用性の高いコンボの方が難易度は低いだろうし。
専用デッキを目指すというより、思い切ってピン挿しして、その不屈の根性を味わう・・・という使い方が乙なのかもしれない。

デッキ構成

S-Dデッキサンプル:試作型初期デッキ