EOJ-JP048

幽獄の時計塔(フィールド)
相手ターンのスタンバイフェイズ時に、このカードに時計カウンターを1個乗せる。時計カウンターの合計が4個以上になった場合、このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。時計カウンターが4個以上乗ったこのカードが破壊され墓地へ送られた時、手札またはデッキから「D−HERO ドレッドガイ」を1体特殊召喚する。

D−HERO ドレッドガイ考察の補足

D−HERO ドレッドガイの考察内でこのカードを考察すると収拾が付かなくなるのでこちらで補足。

このカードによりD−HERO ドレッドガイを召喚する場合には4ターンも場でやり過ごさなければなりません。
この数字は相当に大きく下手をすればゲームが終わってしまうような期間です。魔法、罠を破壊する手段は山ほどある中、何としても死守しなければなりません。
おまけのような効果で「時計カウンターの合計が4個以上になった場合、このカードのコントローラーは戦闘ダメージを受けない。」なるものがありますが、このカードを使うのにそこまで考慮に入れる余裕は無いというのが現状ではないでしょうか(もちろん、ガイの召喚を目標にしなければ別方向で使い道はありますよ)。

ガード手段

神の宣告(カウンター)
ライフポイントを半分払う。魔法・罠の発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし、それを破壊する。

アヌビスの裁き(カウンター)
手札を1枚捨てる。相手がコントロールする「フィールド上の魔法・罠カードを破壊する」効果を持つ魔法カードの発動と効果を無効にし破壊する。その後、相手フィールド上の表側表示モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える事ができる。

王家の呪い(カウンター)
魔法・罠カード1枚を破壊する効果を含む魔法・罠カードの発動と効果を無効にし、そのカードを破壊する。

マイナーカードにマジック・ガードナーなんてものもありますが、4ターン目以降に破壊しなければならないことを考えるとここで採用するのは厳しいように思えます。

破壊手段

このカードは破壊されなければガイを召喚することは出来ないので、非常食やオオアリクイクイアリ(召喚時)では発動させることは出来ません。
かといって、破壊するのに貴重なサイクロンを使うのも忍びない話なので、その他ついでに破壊できるようなカードをチョイスすれば良いと思われます。

燃えさかる大地(永続)
全てのフィールドカードを破壊する。このカードはそれぞれのスタンバイフェイズ毎に、ターンプレイヤーに500ポイントダメージを与える。

グリフォンの羽根箒
自分フィールド上に存在する全ての魔法・罠カードを破壊する。自分は破壊したカードの数×500ライフポイント回復する。

邪神の大災害
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。

サイバー・プリマ
このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上に表側表示で存在する魔法カードを全て破壊する。

深緑の魔弓使い
自分フィールド上に植物族モンスターが存在する場合、このカードを攻撃する事はできない。自分フィールド上の植物族モンスター1体を生け贄に捧げる度に、フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を破壊する。

深緑の魔弓使いはダンディライオンとセットで使うことが出来ます。が、弓使い+D−HEROなデッキは今のところ結構な冒険デッキになりそうな予感。 D−HEROの攻撃力の低さを考えると邪神の大災害が順当なところか。戦士族としてみればサイバー・プリマもなかなかいけそうです。

で、ここまで書いておいてあれですが、フィールドカードは上からフィールドを被せることでも破壊できます。時計塔を複数投入するだけで破壊用のカードをどう枚数投入することになります。この戦術を使わない手は無いでしょう。

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