JHS-JP001

テュアラティン/光/天使/2800:2500/8
相手のバトルフェイズ時に発動する事ができる。バトルフェイズ開始時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、それらのモンスターが1度のバトルフェイズ中に戦闘によって全て破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚に成功した時、属性を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する宣言した属性のモンスターを全て破壊する。その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は宣言された属性のモンスターを召喚・特殊召喚する事ができない。

テュアラティン

Rの番外編で遊戯を苦しめた天使族モンスター。別に太陽の塔ではない。 以降、第7期にDT09で再販されている。

 

効果

相手のバトルフェイズ時に発動する事ができる。
バトルフェイズ開始時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、それらのモンスターが1度のバトルフェイズ中に戦闘によって全て破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。

初登場時は非常に複雑な召喚条件に思えたが、長い年月を経てルール、テキストが完備され、大分スッキリした(テキストは長くなったが)。”バトルフェイズ開始時に”の一言があるだけで全然印象が違うなぁ。
バトルフェイズ開始時に場に存在するモンスターが2体以上で、それが全滅すると特殊召喚できる。冥王竜ヴァンダルギオン
冥府の使者ゴーズと同じカウンタータイプ。いざとなったら通常召喚もできるので、手札で完全に腐りきることはない。
モンスターを並べすぎると難易度があがるため、場のモンスターを絞って召喚を狙っていくことになる。この辺りはプレイングの練習にも効果的。

モンスターの展開力やゲーム内での重要度は当時と比べると格段に上がっており、場に複数体並べる&それらが戦闘で破壊されるという流れはかなり起こりやすくなっている。そのため、殆どのデッキで単純採用による特殊召喚は可能である。

一度手札に持っていることが明らかになると、かなり召喚が面倒になるので注意。専用デッキを組んでおくとバトルマニアなどの強制攻撃カードを使うことができる。
相手モンスターが少ない場合に閃光の双剣−トライスであえて攻撃回数を増やすなんて方法もあるが、これはどちらかというとS-D寄り。

この効果で特殊召喚に成功した時、属性を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する宣言した属性のモンスターを全て破壊する。
その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は宣言された属性のモンスターを召喚・特殊召喚する事ができない。

特定の属性モンスターを破壊&相手のみその属性を封じることができる。特殊召喚だけでなく、通常召喚まで一方的に封じることができるのは、同様の効果の中でもかなり強力な部類に相当する。
特定の属性を持つモンスターの特殊召喚を封じる結界像シリーズとは相性が良い。一方、DNA移植手術で属性を指定しても、手札では属性が変化しているわけではないので、召喚を封じることはできないようだ。

モンスター展開

ここではあえて召喚条件をみたすため、”いかに相手が戦闘で破壊しやすい環境を作ってあげるか”に重点をおいて考察をおこなう。

創造の代行者 ヴィーナス+神聖なる球体
本体から分身を産み出していくタイプのモンスター。どちらも戦闘力に乏しく、戦闘破壊されるための格好の的になる。テュアラティンと同じく天使族であることも採用しやすい理由の一つだ。当時雑誌に載っていたサンプルもこのタイプだった模様。

■異次元の偵察機
除外することで簡単に複数を並べられるモンスター。闇属性なので、テュアラティンとあわせてカオス構成にできるメリットがある。

■機械複製術
一気に低級モンスターを並べることができる代表格。ヴィークラーなどの小型リクルーターやダークシー・フロートのように戦闘で破壊されなくてもお得なカード、サイバー・ヴァリーのように駆け引きのできるカードを採用すると面白い。

堕天使ディザイア
順に攻撃力が下がっていくことで戦闘破壊されやすくなる。惜しむらくはレベル10なので、テュアラティンとトレード・インの共有ができないこと。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
堕天使ディザイア×2
テュアラティン×3
サイクロン×2
ハリケーン
ブラック・ホール
月の書×2
死者蘇生
黙する死者
貪欲な壺
バトルマニア×2
リビングデッドの呼び声
リミット・リバース
御前試合×2
光の召集
聖なるバリア−ミラーフォース−
魔宮の賄賂×3
下級
創造の代行者 ヴィーナス×3
コーリング・ノヴァ×2
オネスト×2
閃光の結界像×2
神聖なる球体×3
朱光の宣告者×3