GLAS-JP032

紫炎の老中 エニシ/光/戦士/2200:1200/6

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター2体をゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する事ができる。この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃宣言をする事ができない。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

老中

大将軍 紫炎を影からサポートする老中、エニシ。
”六武衆”と名のつかないこのカードは六武衆デッキにおいて、いったいどのような役割を果たすのだろうか。

 

効果

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター2体をゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する事ができる。この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃宣言をする事ができない。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

六武衆の特徴はその展開による結束、相互依存である。だが、エニシはその輪に入ることはない(そのため、御霊代やお馬さんも装備できない)。 この相互依存に加わることができない1点を見る限りでは、六武衆をベースとしていながらも六武衆とはまた別のカードであるという印象を持ってしまう。
しかし、このエニシはしっかりと裏方サポートの役割を果たしているのである。 六武衆の特徴である結束、相互依存は”全体除去に弱い”というデメリットを持っている。カードをフル回転させた直後に全体破壊を食らってしまうと、なかなか踏ん張ることは難しい。
そんなときに使いたいのがこの老中だ。颯爽と現れて壁となり、毎ターンの除去能力は相手の展開を防ぎ、こちらの態勢の立て直しを補佐する。
特殊召喚という点に至っても、例えば”連合軍”を採用した六武衆デッキでは攻撃力の底上げに大きく貢献してくれるのである。

効果も強力だし、召喚条件もさほど苦しくないエニシだが、唯一注意しなければならないのは召喚するときにゲームから除外する六武衆モンスターのチョイスだ。
六武衆には多くの墓地から再生できるカードが登場しており、それらを活用することが六武衆のポイントでもある。あまり無造作に六武衆を除外してしまうと、後々
究極・背水の陣を発動したときに満足に恩恵をえられない可能性もある。
できるだけデッキに複数枚積まれている六武衆を選択するように心がけよう。

あくまで裏方的なカードなので、複数積みしても使い時があるのかは疑問だが、もしものときのために1枚挿しておくと役に立ってくれそうなカードだ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
大将軍 紫炎×3
紫炎の老中 エニシ
サイクロン
ライトニング・ボルテックス
我が身を盾に×2
強奪
光の護封剣
早すぎた埋葬
増援×2
大嵐
抹殺の使徒
名推理×3
連合軍×2
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
究極・背水の陣
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
封魔の呪印
諸刃の活人剣術
下級
六武衆−ザンジ×3
D.D.アサイラント
六武衆−イロウ×2
六武衆−カモン
六武衆−ニサシ
六武衆−ヤイチ
コマンド・ナイト
六武衆−ヤリザ
六武衆の御霊代
召喚僧サモンプリースト