SD12-JP002

死王リッチーロード/闇/アンデット/2400:1200/6

このカードを生け贄召喚する場合の生け贄は闇属性モンスターでなければならない。このカードが他のカードの効果によって生け贄に捧げられ墓地に送られた場合、このカードは持ち主の手札に戻る。

死王

不死王リッチーはアンデットの中でも難易度が高く、多くのプレイヤーが挑戦しては志半ばで散っていったカードだ。
そんな境遇のリッチーが、何を血迷ったのか呪われた存在となり”不死王”ではなく”死王”として我々の前に姿を現した。
海外版はシクレア仕様なので、そっちはかなりお気に入り。

 

効果

このカードを生け贄召喚する場合の生け贄は闇属性モンスターでなければならない。

アンデットの中には闇属性のモンスターが多い。そのためそのまま運用する上では大して困ることも無かったりする。 ピラミッド・タートルを使用すれば直接デッキから召喚することができるのでその時点では使用する必要も無い効果だ。
重視されるのはゴブリンゾンビで手札に加えた場合や、自身の効果で手札に戻ってきた場合など。

このカードが他のカードの効果によって生け贄に捧げられ墓地に送られた場合、このカードは持ち主の手札に戻る。

私は非常に大きな誤解をしていて、このカードの能力を過大評価していたのだが、そもそも”カードの効果”による生贄のケースは限りなく少ない。
すべては
エクトプラズマーのため。エクトプラズマーを採用しないなら、このモンスターはただの召喚制限のついた攻撃力2400のアンデットモンスターにしかならないのが現状だ。 ディメンション・マジックなんかもあるが、結構ありえない組み合わせ。 これからの対応カード登場に期待したい。

というわけで、方向的に有無を言わさずエクトプラズマー中心のデッキに。 毎ターンこの効果を使用するとなると死皇帝の陵墓と組み合わせるのが最も簡単な方法。 とは言え、1000払って召喚したリッチーを1200で飛ばすのは効率上よろしくない。
アンデットならではのリアニメイト手段も当然活用すべきだが、無理にリッチーに頼ろうとせず、バランスよく他のカードも飛ばしていく必要もある。

デッキ構成

今回のサンプルはストラクチャーデッキの内容をエクトプラズマーとアンデットに特化させたもので、サーチ、再生に重点を置いた。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
魔王ディアボロス
死王リッチーロード×3
ホルスの黒炎竜 LV6×2
エクトプラズマー×3
クロス・ソウル×2
サイクロン
強奪
光の護封剣
死皇帝の陵墓
生者の書−禁断の呪術−×3
早すぎた埋葬
大嵐
平和の使者×2
抹殺の使徒
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
魔のデッキ破壊ウイルス
下級
怨念のキラードール×3
スナイプストーカー
ピラミッド・タートル×2
ゴブリンゾンビ×3
クリッター
デス・ラクーダ
魂を削る死霊