ボルテック・コング/光/獣/1800:1000/4

このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターの数だけ相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。

雷撃

完全プロモとして登場したカードの1枚。この扱いは不公平で大嫌いなのですが、それほど強いカードでなければ妥協できるかなー。でも、局部的なカードだとそれはそれで悲しいんだよなー。 とまぁ、この考察では基本的に愚痴しか出ません。

 

効果

このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターの数だけ相手のデッキの上からカードを墓地へ送る。

獣としては珍しい光属性モンスター。スフィンクス・アンドロジュネス系統とおジャマ系統がこのジャンルに該当されますが、余りにもピンとキリすぎてデッキの統一性を図るには少々、いやかなり無理がある仕様になっています。
効果はデッキ破壊に振り分けられ、場に光属性モンスターが揃っていれば相手のデッキから5枚のカードを墓地に送ることができます。
昨今デメリットとして掲げにくい”デッキ破壊”というジャンルですが、ライブラリアウトを狙うならそもそも戦闘を介する必要などなく(
ネクロフェイス参照)、非常に作業効率の悪いモンスターになってしまいます。
活用の場は墓守の使い魔などのカードを活用したライブラリアウトデッキに限定されることになりそうですね。

デッキ構成

ということで、今回は”戦闘を介したライブラリアウトデッキ”をテーマにお届けします。

”デッキの上からカードを墓地に送る”動作はアンデッドが得意にしている効果で、基本的には闇属性モンスターがほとんど。
ノンジャンルで活用できるのは罠カードの本陣強襲のみという皮肉たっぷりの状態になっています(じゃあいっそのことアンデッドでデッキ破壊作ったほうが遥かに効率いいじゃん、ってのは無しで)。
全体的に押すスピードを上げたいのであれば、ゴリラのためにDNA移植手術を活用するのも十分ありえる話だと思います。

デッキを極光にすればゴリラとしての性能はかなり安定するのですが、中途半端なデッキ破壊は自分を苦しめるだけですので、どうしたもんでしょうね。これからの開拓に期待しましょう。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
サイバー・ドラゴン×3
サイクロン
スケープ・ゴート
ビッグバン・シュート×3
強奪
光の護封剣
手札抹殺
収縮×2
早すぎた埋葬
大嵐
墓守の使い魔×2
貪欲な壺
DNA移植手術×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
本陣強襲×3
下級
ボルテック・コング×3
異次元の女戦士
首領・ザルーグ×3
ゴブリンゾンビ×3
クリッター
ニードルワーム×2
メタモルポット