ANPR-JP021

コアキメイル・トルネード/風/鳥獣/1500:1200/4

手札から「コアキメイルの鋼核」1枚をデッキの一番上に戻して発動する。相手フィールド上に存在する特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。

トルネード

残念すぎたコアキメイルをどうにかするために拡充投入された新型コアキメイルモンスター。レア枠なので前回のコアキメイル系より扱いは上。

 

効果

手札から「コアキメイルの鋼核」1枚をデッキの一番上に戻して発動する。
相手フィールド上に存在する特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。

トルネードはコアキメイルとしての高い攻撃力を放棄した分、コアキメイルの鋼核を墓地に送るといった維持コストはオミットされ、起動効果のトリガーとして鋼核をデッキの上に戻す、というパターンに変化している。
コアキメイルの鋼核自体にドローと置換する能力が備わっているため、デッキトップに戻した鋼核をコア濃度圧縮で戻した上で引きなおすか、デーモンの宣告で手札に加え直すかしなければ結局鋼核を1枚消費しているのと変わらない。
コアキメイル・スピードの能力があれば追加ドローにも結び付けられるが、そのためにはさらにコアキメイルの鋼核を手札に持っておくことが必須条件だ。こうやって考えていくとコアキメイル自体の効率はそれほど上がっていないように見える。

能力として、特殊召喚モンスターを全破壊するのは確かに強力である。スペックが1500と元々低いので召喚僧サモンプリーストから特殊召喚した自身が巻き込まれたとしてもそれほど損をした感じにはならないのか。同系の効果を持つコアキメイル・アイスより能力の効率がいいのは確かだが、実用性や機動性を考えるとトルネードはアイスに添える程度で採用していたほうがバランスはよいのかもしれない。