DT03-JP023

A・マインド/闇/機械/1800:1400/5/チューナー

A・O・Jの思考回路を強化するために開発された高性能ユニット。ワーム星雲より飛来した隕石から採取された物質が埋め込まれており、高いチューニング能力を誇る。その未知なるパワーの謎は未だ解明されていない。

マインド

うわさの反撃のジャスティス!!におけるノーマルレアカード。話を聞くとやはりそれなりに出にくいらしい。DTはこの第3弾からシークレットレアなど、コレクターをにやりとさせる要素が盛り込まれるようになっており、これからのバリエーションが期待される。

ところで通常モンスターなんて幾久しく考察していなかったのだが、カード解説がかなり作りこまれていて面白い。無駄に説明が長いのは丁寧に作られたノーマルレアだからこそ?
本文によるとワーム星雲より飛来した隕石から採取された物質ってのがチューニングに非常に適しているらしいが、ワームシリーズには未だ1匹もチューナーモンスターが登場していない。これはこれからワームがシンクロモンスターへの展開もありえるという布石なのだろうか。

今回のシリーズではノーマルモンスターはコイツだけだが、シリーズの関連性が語られる唯一の場なのでこれからもちょくちょく出してもらいたいものである。

チューナー

さて、このカードがただのバニラモンスターで終わらないのはやっぱりそれなりの理由があるからだ。このカードの重要なポイントは”初めて登場した上級のチューナーモンスター”であるということ。召喚に生け贄を必要とするチューナーなんて2度手間じゃないか、と思うかもしれないが、そこはバニラモンスターであることや機械族であること、闇属性であることといったステータスで補うことができる。
この上級チューナーの恩恵を受けているのが
A・O・J フィールド・マーシャルミスト・ウォームといったシンクロ召喚に複数のカードを必要とするモンスターで、通常レベル4チューナーにスケープ・ゴートで素材数を補ったとしても☆9個分を準備するにはあと☆1つ分足りない、という状況にばっちり当てはまるのだ。こうすることでアドバンテージ損を最低限に抑えつつ、複雑なシンクロ召喚が可能なのである。
一方でレベル5以下のシンクロには使えないし、レベル6、7枠ではもっと効率よくシンクロを行う手段が画一されているため、出番はないかもしれない。

だが、これから先より複雑なシンクロ召喚が登場すれば間違いなく活躍の機会は訪れるので、持っていて損はない1枚。