DT05-JP037

ジュラック・ヴェルヒプト/炎/恐竜/?:?/5

チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上
このカードの攻撃力・守備力は、このカードのシンクロ素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する事ができる。

ヴェルヒプト

DT05混沌の覇者!!のスーパーレアシンクロ枠のモンスター。残念ながら最近はシンクロというだけで注目される時代ではなくなってしまった。初期のようなレア枠で有能なのを作ってくれると、こういったカードももっと純粋に楽しめるんだけどね・・・。

 

効果

チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上

前回のジュラック・ギガノトに次ぐジュラックシリーズ第2のシンクロモンスター。前回のギガントに比べれば小回りがきいていて、個人的には好みかな。とりわけ何が凄いって、登場しているジュラックのカードだとレベル5にどう転んでもたどり着けないのである。
既存のジュラックチューナーはレベル3のジュラック・モノロフ、ジュラック・ブラキスの2枚なので、後はレベル2のベビケラサウルスを組み合わせる形で完成させよう。実はこの時点でレベル2恐竜はベビケラサウルス、トモザウルスの2枚しかない、という致命的な状況なのだが、唯一の救いはベビケラサウルスが恐竜デッキでまだそれなりに需要があるってことだ。

チューナーはフリーなので
ジャンク・シンクロンゾンビキャリアで補うのも一つの選択肢。より構築レベルに近づけたければキャリア+俊足のギラザウルスやレベル1チューナー+ハイドロゲドンということになるか・・・うーん、もうちょっと汎用性を高めたいんだけどなぁ。

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのシンクロ素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。

上に挙げた例で考えていくことにしよう。
まず、恐竜族の枠で考えると、攻撃力が高い方のチューナージュラック・モノロフ(1500)+ベビケラサウルス(500)=2000が最高値になる。
参考として、現在可能な最高値は炎龍(1400)+俊足のギラザウルス(1400)=2800、次点でフレムベル・ベビー(800)+セイバーザウルス(1900)=2700といった組み合わせも考えられる。フレムベル・ベビー+ハイドロゲドンだと2500か。
実用性としてはせめて2000を超えておいてもらいたい。フレムベル・ベビーは炎属性のジュラックシリーズとかなり相性がよさそうに見える。

このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する事ができる。

なんでこのカードをプッシュしたいかと言えばこの切捨て効果があるからだ。かつてはミスティック・ソードマンが同様の効果で活躍したこともあった。最近で言えば墓守の偵察者なんて恰好のカモもいることだし、決して過去の能力というわけではない。
この能力はピンポイントで使うことができてこそ威力を発揮していたもので、昔はよくミスティック・ソードマンを遺言状から出していたものだ。それと同様にシンクロを通して任意の場面で使える、というのはやはり大きな魅力を感じてしまう。

だが、このカード召喚のためにデッキにベビケラサウルスをピンで入れるなら、間違いなくミスティック・ソードマンを入れておいたほうが早い。せめてもう少し汎用性の高い組み合わせがあったならば・・・ああ世知辛い。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
ジュラック・スピノス
ジュラック・ティラヌス
サイクロン
ジュラシックワールド×2
ワン・フォー・ワン×2
月の書×3
死者蘇生
大寒波×2
大嵐
抹殺の使徒
貪欲な壺
化石発掘×2
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
奈落の落とし穴×3
下級
キラーザウルス
ジュラック・ヴェロー×2
ジュラック・イグアノン×2
ハイドロゲドン×3
ジュラック・モノロフ×2
召喚僧サモンプリースト
ジュラック・プティラ
フレムベル・ベビー×3
ベビケラサウルス×2