ワーム・ゼロ 光/爬虫類/10/融合

「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は融合素材にしたモンスターの種類×500ポイントになる。このカードは融合素材にしたモンスターの種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚できる。
●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上モンスター1体を墓地へ送る。
●6種類以上:1ターンに1度、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

ATK/?:DEF/0

0

すべてのワームを司る融合モンスター。全くシンクロモンスターを意識していなかったワームシリーズで融合モンスターを作り出すのはなかなか面白いアプローチだと思う。
ただ、爬虫類の融合モンスターというのはサポート的に不利ではあるな・・・。

 

効果

「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上
このカードの攻撃力は融合素材にしたモンスターの種類×500ポイントになる。

かつてのキメラテック・オーバー・ドラゴンがそうだったように、複数のモンスターによって形成される。ほんの3年ぐらい前の話なんだけど、全く別のカードゲームに思えるのは何故だ!?
キメラの特徴はなんといっても未来融合−フューチャー・フュージョン→
オーバーロード・フュージョンという流れにあった。墓地に素材のストックを貯めることで大量の融合が可能になったのだ。
それに比べるとゼロの恩恵は未来融合−フューチャー・フュージョンのみ。いくらモンスター重視で組んだとしても手札、フィールドをベースに融合召喚を行うのはかなりリスクが高い。せめて墓地での融合サポートがあればよかったのだが・・・。
そんなゼロの効率的な融合召喚として考えられる一つが
邪龍アナンタや毒蛇王ヴェノミノンを利用した除外ルートである。幸い爬虫類は墓地に送ること自体はそれほど苦ではないので、除外からの帰還方法さえ確保できれば十分に複数体の融合は可能である。
また、同類のサポートカードとしてチェーン・マテリアルが存在する。攻撃は封じられるが、能力のみを使用することが目的ならば選択肢として考えておくのもよいかも。

チェーン・マテリアル
このカードの発動ターンに融合召喚を行う場合、融合モンスターカードによって決められたモンスターを自分の手札・デッキ・フィールド・墓地から選択してゲームから除外し、これらを融合素材とする事ができる。
このカードを発動したターン攻撃する事はできず、この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

このカードは融合素材にしたモンスターの種類によって以下の効果を得る。

●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚できる。

素材が2種類以上の場合、墓地からのワームセットを行える。この効果のためにわざわざ2体で融合を行うのはあまりにも愚策なので、あくまで大量融合のおまけ的な扱いとなるだろう。とは言え、状況的にワーム・ヴィクトリーとの連携はなかなか侮れない。
注目すべきは”2体以上”ではなく”2種類以上”であることだろうか。デッキ作成がめんどくさい・・・。

●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上モンスター1体を墓地へ送る。

4種類以上の場合はモンスター除去能力を得る。上の能力もそうだが、コストが墓地の爬虫類をベースにしているため、やはり融合した素材数がダイレクトにモンスターに反映される仕様となっている。

●6種類以上:1ターンに1度、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

6種類以上の場合、1ドロー。地味といえば地味だが、ここまでくると1ターンに展開、除去、ドローとすべてのカードゲーム要素を取り入れることができるのは確かに強力である。

デッキ構成

後期型デッキサンプル:ワーム・コール

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
ワーム・キング
ワーム・クィーン×2
ワーム・イーロキン
ワーム・イリダン
ワーム・ヴィクトリー×2
邪龍アナンタ
サイクロン
スネーク・レイン
トレード・イン
月の書×3
死者蘇生
次元誘爆
大嵐
封印の黄金櫃
未来融合−フューチャー・フュージョン
融合×2
融合賢者
貪欲な壺
チェーン・マテリアル
異次元からの帰還
激流葬
光の召集
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
ワーム・ルクイエ
ワーム・ゼクス×2
ワーム・ディミクレス
ワーム・テンタクルス
ワーム・カルタロス
ワーム・ジェートリクプス×2
ワーム・ヤガン
ワーム・ソリッド
ワーム・リンクス
ワーム・アポカリプス