ジュラック・メテオ/炎/恐竜/2800:2000/10

「ジュラック」と名のついたチューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上に存在するカードを全て破壊する。その後、自分の墓地からチューナー1体を特殊召喚する事ができる。

JURRAC METEOR

ジュラックの最強モンスターかつ最終モンスター。これ以降ジュラックが登場していないのは文字通り隕石で恐竜が滅んだからとか、そういう感じなのだろうか?持ってなかったので考察はスルーしていたけど、HAシリーズで手に入ったので引っ張り出してみた。

 

効果

「ジュラック」と名のついたチューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター2体以上

ジュラックに存在しているチューナーは1〜3。そして、ジュラックに分散している恐竜族の多くがレベル4で構成されていることを加味すれば、2+4+4の組み合わせが基本ということになるのだろう。その対象になるレベル2チューナー、ジュラック・ガリムはハンデスorモンスター除去と、なかなか信頼のおけるモンスターである。
また、能力の関係上、相手にメリットを与えてもあまり問題のないことから、レベル3の特殊召喚モンスター、俊足のギラザウルスを採用し、3+3+4の組み合わせも有効であると言えるのだろう。

このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
その後、自分の墓地からチューナー1体を特殊召喚する事ができる。

効果的にはブラック・ローズ・ドラゴンのようだが、いくつかの相違点がある。まず、黒薔薇は全体破壊が任意だったが、メテオは強制発動なのだ。つまりどう足掻いても絶滅のシナリオは変えられない。世界線がそこに集約しているのである。
そしてもう一つが墓地からの次世代モンスターの蘇生。これはまさに地球の移り変わりを意識していると言っていい。その裏付けとして、蘇生できるモンスターは恐竜に縛られず、すべてのチューナーから選ぶことができるようになっている。
ちなみに、破壊と特殊召喚は同タイミングではないので、破壊をトリガーに任意効果を発動するモンスターはタイミングを逃してしまう場合もあり注意が必要である。

蘇生できるモンスターの中でもっとも攻撃力が高いのはBF−流離いのコガラシ。そしてフィールドリセットと併用できそうな効果を持つモンスターは極星天ヴァルキュリアなどがある。

BF−流離いのコガラシ/闇/鳥獣/2300:1600/6/チューナー
自分フィールド上に表側表示で存在する「BF」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
また、このカードをシンクロ素材としたシンクロ召喚に成功した時、相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事ができない。

黄泉ガエルなど墓地蘇生モンスターはもちろん、アルティメットサイキッカー時械神メタイオン始祖の守護者ティラス、皇の波動など破壊されないタイプのカードとも組み合わせていきたい。そう考えるとバリエーションは結構ありそうだ。

ジュラックでは、チューナー蘇生後にジュラック・ギガノトを導ければ相当なダメージが期待できる。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
冥府の使者ゴーズ
BF−流離いのコガラシ
ジュラック・ヘレラ×2
クイック・シンクロン×2
おろかな埋葬
サイクロン
ブラック・ホール
化石調査×3
死者蘇生
手札抹殺
突進×2
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
皇の波動×2
聖なるバリア−ミラーフォース−
大地震
下級
ジュラック・ヴェロー×3
ジュラック・デイノ×3
ジュラック・イグアノン
ジュラック・グアイバ×2
俊足のギラザウルス×3
ジュラック・ガリム×3
レベル・スティーラー
ベビケラサウルス×2