TSHD-JP051

奇跡のピラミッド(永続)

自分フィールド上に表側表示で存在するアンデット族モンスターの攻撃力は、相手フィールド上に存在するモンスターの数×200ポイントアップする。自分フィールド上に表側表示で存在するアンデット族モンスター1体が破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。

ピラミッド

最近はこういった種族限定のサポートカードが多いね。昔は機械族ぐらいのモンだったんだが・・・。
色がつけやすいので大歓迎なところはあるんだけど、だんだん把握できなくなってくるという。一応似たようなカードにピラミッドパワーなるものが昔からあったんだけど。

 

効果

自分フィールド上に表側表示で存在するアンデット族モンスターの攻撃力は、相手フィールド上に存在するモンスターの数×200ポイントアップする。

アンデットのパワー不足というのは昔からあった課題で、具体的にはヴァンパイア・ロードカース・オブ・ヴァンパイアなどが抱えていた。その展開力により、連合軍のような自軍のモンスター数をベースにしたパンプアップ手法はゲームのバランスを崩しかねないことから、奇跡のピラミッドでは相手モンスターの数を基準としたパンプアップ手法がとられている。
これがあれば
ゾンビ・マスターは少なくとも攻撃力2000以上の相手にしか負けなくなるなど、かなり耐性がつくというのは確か。それはそうなのだが、アンデットに関していえば相手の展開力を意識する以上のスピードで自軍が展開できるので、そこまで驚異的なカードに育たないという懸念もある。
ダメージ効率を重視するなら一族の結束の方がお手軽だし。採用カードにもよるが、奇跡のピラミッドはどちらかというと2段目のバックアップカードなのかな。

自分フィールド上に表側表示で存在するアンデット族モンスター1体が破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。

断っておくと、上の評価はパンプアップすうちにのみ着目したものである。奇跡のピラミッドにはそれ以外にもモンスターを守る能力が付加されている。元々蘇生が得意な種族に対して破壊耐性をつけても・・・という感じだが、ゾンビ・マスター や地獄の門番イル・ブラッド1体が次のターンに持ち越せばそれだけで状況も変わってくるのだから、相手にとっては意外と厄介な効果である。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
ダーク・アームド・ドラゴン
地獄の門番イル・ブラッド×2
ヴァンパイア・ロード
おろかな埋葬
アンデットワールド×2
サイクロン
異次元からの埋葬
一族の結束×2
奇跡のピラミッド×3
手札抹殺
生者の書−禁断の呪術−×2
大嵐
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
奈落の落とし穴×2
下級
ゾンビ・マスター×3
馬頭鬼
ボーンクラッシャー
酒呑童子×2
ネクロフェイス
ピラミッド・タートル×2
ゴブリンゾンビ×3
ゾンビキャリア
終焉の精霊×2