ホーネット
ORCSで猛威を発揮しているシリーズ”甲虫装機(インゼクター)”。なんかアニメに出てきそうなタイトルだが、なかなか侮れない。
ホーネットは蜂の意匠をしたインゼクターである。ニードルのついたトンファーが武器!
効果
◇1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
インゼクターは同シリーズのモンスターを装備しながら強化していくシリーズである。基本的にフィールドにいる段階では自身の効果を発揮せず装備カードの能力に依存しているが、装備カードとして装備されているときは特殊効果を発揮する、相互依存型のアーキタイプである。大勢であり、1つであるスタイルは実に昆虫チック。
特殊効果扱いのユニオンシリーズと同じようだがユニオンではない。それ故にユニオンのサポートは使えないが、代換えのサポートカードも登場しているため、あまり困らない。そういう意味ではドラグニティと似ているのかも。
また、昆虫族で構成されているため、共鳴虫やギガプラント、サクリファイス・スパイダー、デビルドーザー、大樹海など数多くのサポートカードを併用できるのが魅力的だ。植物タッチまで考えるとデッキのバリエーションは結構な多さ。さらにすべて闇属性モンスターなので、終末の騎士などそちら方面のフォローも組める。うーん、強し!
◇このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、装備モンスター
のレベルは3つ上がり、攻撃力・守備力はこのカードのそれぞれの数値分アップする。
◇また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
レベルの上昇効果はランク6の甲虫装機 エクサビートルを組むための効果。レベル3が豊富なアーキタイプなのでエクシーズは基本6と3が主体となる。攻守アップは500:200と微々たるものだが、それでも甲虫装機 センチピードがセイバー・ドラゴンとタメをはれることを考えれば侮れない。
このカードをコストにカードを破壊する効果はインゼクターが持つ重要ファクターの一つ。墓地に甲虫装機 ホーネット
が1体しか存在していない状況でも、場に甲虫装機が複数体存在していれば、装備→破壊→装備→破壊・・・を繰り返すことで一気に相手の場を焼け野原にできる。
リクルーターはもちろん、甲虫装機の魔剣 ゼクトキャリバーのサーチにアームズ・ホールを使うなどの工夫で、手札、フィールド、墓地いずれかの領域へ積極的に展開できるよう心がけたい。
甲虫装機の魔剣 ゼクトキャリバー(装備)
「甲虫装機」と名のついたモンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、自分の墓地の「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
デッキ構成
デッキサンプル:甲虫装機 エクサビートル、甲虫装機 エクサスタッグ