コンタクト融合
新たなE・HEROシリーズであるN(ネオスペースシアン)。これまでのHEROと関連性が無さ過ぎるため、もはやこれをHEROと割り切ることは難しい(あくまで意識的な話ね)。
ここでは新カードNシリーズの整理を行うことにする。
<召喚法>
今回からの新たな召喚法。NシリーズはE・HERO ネオスと融合する事で融合モンスターを召喚するのだが、その際に融合カードを必要とせず、素材をデッキに戻すことで召喚できる。逆に言えば融合補助を使うことができないということになる。そのため召喚手順から考えていかなければならない。
融合の際には素材がすべて場に存在しなければならないというのも大きな特徴である。また、融合したモンスターは1ターンで融合デッキに戻ってしまう。↓
<ネオス・召喚>
最初に考えなければならないのは何としても場に「E・HERO ネオス」を召喚するということ。 このことに関しては、はるか以前にネオスの考察でがむしゃらに召喚するデッキを紹介してあるので、そこからフレームを引用すればよい。
尚、融合でネオスは何度もデッキに戻るため、何度も場に召喚できるように心がけておく必要がある。
サーチ出来るポテンシャルではない以上、E−エマージェンシーコールでサーチし、E・HERO ネクロダークマンで召喚するか、墓地に落としてからO−オーバーソウル で復活するといった、手間のかかるギミックを加えておかなければならない。
墓地復活に関してはノーマルモンスター専用の復活カードを加えておいてもよさそうだ。E−エマージェンシーコール
自分のデッキから「E・HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。O−オーバーソウル
自分の墓地から「E・HERO」と名のついた通常モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
<N>
ネオスペースシアンカードは現在3枚。最初に言っておくと大いに不安が残るのが現状だ。さっさと融合するに越したことは無いだろう。
尚、このシリーズにはコンタクトという専用魔法が存在しているが、現状ではカードが足りず、使う場面は少ないように見受けられる。
今回のデッキでは初期型ということでこのすべてを導入する。カードが足りない今はバラバラに組んだほうが組みやすい気もするが、それは考察のほうで(出来れば)補足することにする。N・アクア・ドルフィン
手札を1枚捨てる。相手の手札を確認してモンスターカード1枚を選択する。選択したモンスターの攻撃力以上のモンスターが自分フィールド上に存在する場合、選択したモンスターカードを破壊して相手ライフに500ポイントダメージを与える。選択したモンスターの攻撃力以上のモンスターが自分フィールド上に存在しない場合、自分は500ポイントダメージを受ける。この効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードは戦士族であるため、HEROと同じく増援でサーチ出来るのが特徴。また、C・ドルフィーナを使用することで場に特殊召喚することも出来る。
効果的には手札1枚を犠牲にして500のダメージと決して効率が良いとはいえない。ネオスやネクロを墓地に送るとしても、もっと効率よく送りたいと思うのが当然だろう。N・フレア・スカラベ
このカードの攻撃力は、相手フィールド上の魔法・罠カードの枚数×400ポイントアップする。相手の場にカードがたくさん伏せてあると、攻撃力が上がっても攻撃が当たらないと感じるのは私だけではあるまい。
N・ブラック・パンサー
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する事ができる。このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、このカードはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同名カードとして扱い、選択したモンスターと同じモンスター効果を得る。この効果は1ターンに1度しか使用できない。相手任せの効果なのだが、意外と流用の甲斐がありそうで期待している。だが、アバウトな効果のためルールの保留が著しく、大手を振って使うことが出来ないのが現状だ。
<コンタクト融合>
ネオスペースシリーズでのサポートカードは大きく2枚。
魂の共有−コモンソウル
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。自分の手札の「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1体を、選択したモンスターのコントローラーのフィールド上へ特殊召喚する。選択したモンスターの攻撃力は、この効果で特殊召喚した「N」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。このカードがフィールド上から離れた時、このカードの効果で特殊召喚した「N」と名のついたモンスター1体を手札に戻す。ネオスペース
「E・HERO ネオス」及び「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターの攻撃力を500ポイントアップする。「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターは、エンドフェイズ時にデッキに戻る効果を発動しなくてもよい。前者はNを特殊召喚できるのが大きい。だが、そのためだけにこのカードを大量に積むべきかと考えると、それは違う気がする。このカードの効果以前に、デッキでのNの採用率が低い場合全く使えないカードになってしまう。Nの投入枚数によって変えていくべきなのだろうが、今はそれほど必要ないのかもしれない。
後者は融合モンスターを場に留まらせる効果が大きい。ただし、留まらせてもどうせ相手に破壊されるならデッキに戻っても構わないといった考えを持つと、いらないカードになってしまう。
なんとも繊細なところだ。
コンタクトデッキVer,1.00
モンスター | 魔法 | 罠 |
上級 E・HERO ネオス×3 カオス・ソーサラー D-HERO ダッシュガイ×2 E・HERO ネクロダークマン×2
下級 |
E−エマージェンシーコール×2 O−オーバーソウル×3 おろかな埋葬×3 サイクロン スケープ・ゴート 強奪 光の護封剣 魂の共有−コモンソウル 早すぎた埋葬 増援 打ち出の小槌 大嵐 天使の施し 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− |