MA-17

八汰烏//悪魔/200:100/2/スピリット
このカードは特殊召喚できない。召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。

ヤタガラス

相手の場と手札に何もなく、尚且つこのカードが自分の手元にある。これが”八汰ロック”である。

 

効果

このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。

本来ならスピリットシリーズの1枚に過ぎなかった。その証拠に、このカードのレアリティはノーマルカードである。ところが実際に世に放たれてみると、その極悪さはすぐに明らかになる。
相手がカードを使えない状態で
八汰烏を使用すると、相手は何もできず、延々とこちらが攻撃できるようになるという構図が完成するのだ。
当時は
押収いたずら好きな双子悪魔、強引な番兵、首領・ザルーグなど、ハンデスカードが横行している時代で、相手の手札をことごとく破壊することは容易な環境。序盤に相手の手札を潰してしまえば、簡単にヤタロックに持っていくことができた。
また、このカードがスピリットであることもこのコンボの強さのファクターである。普通なら召喚権を消費するデメリットだが、それゆえに破壊されにくい。まして八汰烏自体は超低級モンスターなので、奈落の落とし穴など罠カードで対処しにくい厄介さがある。

後に、このコンボを打ち破るため八汰烏の骸 というカードが作られた。だが、カードで対応する以上、大したメタにならなかったのよね・・・。

八汰烏の骸
次の効果から1つを選択して発動する。
●自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●相手フィールド上にスピリットモンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。自分のデッキからカードを2枚ドローする。

BE2の再販でも八汰烏はノーマルで収録されている。これは禁止によって注目度が下がっていることを裏付けている・・・というよりは黒歴史にしたいのかな?という気がしないでもない。

デッキ構成

カラスといえば日本にとって馴染み深い鳥。あの伊勢神宮の氏神もカラスだし、にサッカー日本代表のマークもその流れでカラスである。カラスがおいしいのかどうかはカラス料理がない時点で明確だ。

旧デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
人造人間−サイコ・ショッカー
天空騎士パーシアス
いたずら好きな双子悪魔
サイクロン
スケープ・ゴート
ハリケーン
強制転移×2
強奪
強欲な壺
光の護封剣
早すぎた埋葬
大嵐
団結の力
地砕き
天使の施し
抹殺の使徒×2
メタル・リフレクト・スライム
リビングデッドの呼び声
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
破壊輪
八汰烏の骸
炸裂装甲
下級
忍者マスターSASUKE
霊滅術師 カイクウ×2
同族感染ウィルス
魔導戦士 ブレイカー
首領・ザルーグ×2
キラー・トマト
ならず者傭兵部隊
クリッター
ミスティック・ソードマン LV2
魂を削る死霊
八汰烏×3