レスキュー2nd
ちょっと前までシンクロ環境で暴れまわっていたレスキューキャットの焼き直しモンスター。随所に工夫の跡が見られて実に興味深い。
効果
◇このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
猫では召喚僧サモンプリーストからの展開が盛んにおこなわれていたため、同じ悪循環に陥らないようにデッキからの特殊召喚が制限されている。獣族デッキでの巨大ネズミのような流れも組めなくなった。
考えられるのは手札へのサーチだが、キーマウスはレベル3以下しか対応できない。反対に墓地からの回収はMOJA、百獣王ベヒーモスなど比較的豊富。
◇自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
変更点その2。ウサギ自体はジャンク・シンクロンでリアニメイトできるほどに小さいモンスターだが、能力発動コストに除外が加わったことで、1枚を何度も使い回すことが難しくなっている。ただ、現在の獣族環境ではユニコーンの導きが備わっており、デッキさえ整っていれば再利用の機会は十分にある。
◇自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
◇この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
◇「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
リメイクの方向は通常モンスターに。同盟指定されたことで、デッキの構成をしっかりしておかないと(複数枚を積む、デッキへの回収手段を確保するなど)レスキューキャット以上に手札で腐ってしまう可能性が出てきた。
No.39 希望皇ホープや虚空海竜リヴァイエールのような低ランクエクシーズモンスターとの相性は抜群。リヴァイエールは能力をそのままフィードバックさせれるのでシナジーを組みやすい。
シンクロではチューン・ウォリアーとジェネクス・コントローラーが対応しているものの、同チューナーを2体召喚するので上手く場の状態を設定する必要がある。
また、制限が多い反面、特殊召喚できるモンスターは自由に選択できるため、恐竜族2体を呼び出してエヴォルカイザー・ラギアにエクシーズするなどの応用も効く。
もちろん、即戦力としても使えるので、ジェネティック・ワーウルフ2体で相手を殴るなんてプレイも。通常モンスターの新たな可能性に期待せざるをえない1枚だ。