サモプリ
LE8での超強力カード。初登場時こそあまり評価されていなかったが、すぐさまその評価は覆ることになった。ちなみに、当時のこのサイトにおける愛称は『さもっさん』である(あんま使ってないけど)。
効果
◇このカードは生け贄に捧げる事ができない。
◇このカードは召喚・反転召喚が成功した場合守備表示になる。
このカードの唯一のデメリットが生け贄にできないということ。初期における低評価の原因はここにあった。これは当時スタンダードの主流が生け贄をメインとする帝だったためだ。また、せっかく攻撃力1000以下なのに死のデッキ破壊ウイルスのコストにできないのも評価を下げる原因であった。
第6期のシンクロ導入以降ではシンクロ素材として生け贄以外の利用法が画一されたため、評価が鰻登りに上がることになる。ストラクチャーデッキで再販されるまで需要と供給のバランスが全く取れていなかったため、私の見たところでは1枚6000円なんて値がついていたことも。
◇自分の手札から魔法カード1枚を捨てる事で、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
◇この効果によって特殊召喚されたモンスターは、そのターン攻撃する事ができない。
◇この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動する事ができる。
手札の魔法カードと交換でデッキからレベル4モンスターを展開できる。手札の魔法カードはマジックブラストを利用すると毎ターン確実にモンスターを展開できる構造になる。また、各種テーマデッキではその都度不要な魔法カードが手札にたまることが多く、そういったものを上手く利用することで効率よく戦うことができる。
召喚するモンスターはそのターン行動できないので、特殊召喚時に能力を発動できる誘発系のモンスターや戦闘ではなく能力を優先するシステム系のモンスターが組み合わせやすい。当時の候補で言うとならずもの傭兵部隊や同族感染ウイルスがこれに該当する。他にはE・HERO エアーマンなどにも効果的だ。
もちろん、召喚僧サモンプリーストから召喚僧サモンプリーストを展開する流れも有効。これにレスキューキャットを組み合わせたブーストは第6期前半の定番である。
ちなみに、地獄の暴走召喚のような展開カードとも相性が良い。
地獄の暴走召喚(速攻魔法)
相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、自分フィールド上に攻撃力1500以下のモンスター1体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地からすべて攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターと同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地からすべて特殊召喚する。
レベル4モンスターを制限なく引っ張っぱれるのは強みで、多くのコンボを決めるデッキで役に立ってくれそう。S-Dでも投入すればかなりいいように動いてくれそうだが、メジャーカードとなってしまった今では使うのに少し引け目を感じるな。
関連カード/デッキ構成
■クィーンズ・ナイト(トランプ三従士) トランプ三従士による展開の成功率を上昇させる ■聖鳥クレイン ■ジェノサイドキングデーモン ■シンクロン・リフレクト |
関連デッキサンプル: ◇さもっさん・バースト ◇EXTREME SUMMON[行き過ぎた召喚] |