YG01-JP001

光と闇の竜/光/ドラゴン/2800:2400/8
このカードは特殊召喚できない。このカードの属性は「闇」としても扱う。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠の発動を無効にする。この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。自分フィールド上のカードをすべて破壊する。選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

ライト&ダークネス

おいおい、どうした!?最近の書籍付録は本当に面白いのが多いじゃないか。ん?
おなかの部分の形成色が白で白と黒が5:5に見えないのがちと残念。そういえば昔ザ・セ○ターマンなんてキャラがいたな・・・。

ちなみに、 このカードは”ライダー”と略される。「最近ライダーってよく使われるけど、なんやねん?」と本気で調べまくったのはナイショだ。

効果

このカードは特殊召喚できない。

通常召喚に頼れというわけですな。上級モンスターの心の友である死皇帝の陵墓や血の代償が便利。墓地や除外からの蘇生はできませんので、再利用したい場合は貪欲な壺や死者転生を使用しましょう。

このカードの属性は「闇」としても扱う。

光属性または闇属性デッキに採用してね・・・というのがそもそもの意図だと思います。本来、光属性ならカイザー・シーホース、闇属性ならダブル・コストンを生け贄に捧げることで生け贄コストを免除可能ですが・・・精霊術師 ドリアードの前例と同様に属性追加はフィールド上でのお話(ルール効果ではなく永続効果)になってしまうので、ダブル・コストンは使用不可ということになります。召喚前の段階ではあまり意味なーし。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠の発動を無効にする。

発動を無効にするので、召喚後にサポートすることはできません。事前に永続系カードで補助しておくことが必要です。とは言ってももともとスペックが高いカードですから、攻撃力面での補助はあまり要らないのかもしれませんね。ドラゴン族から見れば竜の逆鱗といった追加効果を備えるカードなど。
適用済みのチェーンブロックを作る永続魔法、永続罠は無効にすることが出来ませんので、ドラゴンの宝珠も事前に発動していれば使用することが可能ですが・・・罠の発動は無効化されるのであまり意味は無いか。

異次元の境界線とのコンボで相手をロックすることも可能ですが、
光と闇の竜の攻撃力が500未満の場合に効果を発動できるのか裁定待ちなので完全なロックとはいかないかも。
なお、モンスター効果に関しても永続効果やルール効果は無効にすることは出来ません。

┏無効にした魔法、罠→墓地へ送られる。
┗無効にした効果モンスター→発動後モンスターが場に残る効果の場合墓地へは行かない。

この効果のおかげでかなりの突進力を持っているカードではないかと思います。相手を気にすることなく殴れるモンスターはやっぱり心強いですね。

ルール追記:

長らく混乱し続けたこの効果。最終的には

・攻守をダウンできなければ不発
・同一チェーン上での発動は1度のみ

に決定。つまり、光と闇の竜にチェーンすれば問題なく魔法、罠を発動することが可能ということになりました。1動作で無効化できるのはカード1枚。このことは自分にとっても相手にとっても有利に働いてしまい、よいとも悪いとも取れますが、突進力は確実に低くなりました。しかし、場に何枚も同時に伏せることはそれほどないと思いますのでそこまで気兼ねする必要も無いのかも。
解釈的には不本意ながらも納得のいく裁定だと思います。

この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。

大切なのは無効にする度に確実に相手のカードを消費させている事実。もともとの攻撃力は2800もあるので、2〜3回ダウンしても十分闘うことができます。
その間に2〜3枚の相手カードを無駄骨にさせれば元は取れます・・・多分。

このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。自分フィールド上のカードをすべて破壊する。選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。

先ほどの効果の流れで行くと戦闘で破壊されることになるので、自然に発動していくことになるのではないかと思います。ほとんどのカードは無効にされるので、効果による破壊はあまりありませんが、デス・カウンターなどが発動されていればそれも考えられます。
手札にある状態から
死のデッキ破壊ウイルスにより破壊された場合にも発動されます。

自分のフィールドのみ全滅するので、いくら墓地からの特殊召喚があるとしてもあまり場に展開しすぎるのは控えておいたほうがよいですね。死霊騎士デスカリバー・ナイト冥府の使者ゴーズを使用する際の計画的な展開を心がけましょう。

デッキ構成

基本的には死皇帝の陵墓を軸とした上級モンスターデッキ。
場を一掃する効果のおかげで
冥府の使者ゴーズも併用することが可能となり、また上級という視点からも特殊召喚という視点からもかなり相性がよいのではないかと思います。
逆に
冥府の使者ゴーズ→光と闇の竜の流れもパワーがあって素敵。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
青眼の白龍×2
光と闇の竜×3
冥府の使者ゴーズ×3
サイバー・ドラゴン×3
エネミーコントローラー×2
サイクロン
スケープ・ゴート
テラ・フォーミング
光の護封剣
死皇帝の陵墓×3
早すぎた埋葬
大嵐
天使の施し
封印の黄金櫃
抹殺の使徒
貪欲な壺
激流葬
レベル変換実験室×2
竜の逆鱗×2
下級
ヘル・ドラゴン×2
カイザー・シーホース×2
魔導戦士 ブレイカー
ならず者傭兵部隊
ダンディライオン
マシュマロン
魂を削る死霊