SC-13

冥界流傀儡術 (通常)

自分の墓地の悪魔族モンスター1体を選択する。合計レベルがそのモンスターのレベルと同じになるように、自分フィールド上のモンスターをゲームから除外する。その後、選択したモンスターを特殊召喚する。

自分で自分を操ることは出来ないからハ・デスは特殊召喚不可なんだぜ

このカードは蘇生と除外を一度に行う禁断?の術。除外は最近では非常にポピュラーなものなのでそれほど苦に感じることはないのではなかろうか。 方法によってかなり使いやすい次元にまで高めることができるかもしれない。

 

特殊召喚する悪魔モンスター

基本的に特殊召喚する悪魔族モンスターは上級のほうが良いとか、下級の方が良いとか、そういったことで割り切ることはできない。が、実際の使いやすさから考えれば☆4程度のスペック のほうが最適かもしれない。
レベルを同じにしなければいけないという条件上、☆2つだとか、☆5つだとかはどうしても揃えにくい。
それに上級の悪魔族モンスターは微妙なものが多いということも一理ある※。その点☆4つの下級に良いものが集まっているというのもまた事実である。例えば、 ジャイアント・オーク、 ニュート、 暗黒界の狂王 ブロン、 ニュードリュア、 幻影の壁など。

※上級で目ぼしいものといえば、デーモンの召喚、エンド・オブ・アヌビス地獄将軍・メフィストなどがある。

除外モンスターを選ぶ

墓地から除外するのではなく、場から除外するということには勿論大きな違いがある。
一つは場は墓地と違ってストックすることができないということ。場に上手く星の数が合うようにモンスターを集めるのは意外と面倒なものである。

逆に、場で集めるゆえに可能になるのが即席性、つまり「相手のモンスターを奪って使える」ということである。相手モンスターを奪うカードを多く仕込んでおけば自分のモンスターがいなくても上級を復活させることが できるだろうし、何よりその上級をデッキに多く仕込みやすくなる。

また、場から除外するということで例のモンスターが視野に入る。そう、「異次元の生還者」である。
このカードが場に1枚あるだけで格段に☆4モンスターが召喚しやすくなるはず。

異次元の生還者/闇/戦士/1800:0/4
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがゲームから除外された場合、このカードはエンドフェイズ時にフィールド上に特殊召喚される。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
デーモンの召喚×2
氷帝メビウス×2
暗黒魔族ギルファー・デーモン
おろかな埋葬
サイクロン
スケープ・ゴート
ライトニング・ボルテックス
強奪
光の護封剣
洗脳−ブレインコントロール×3
早すぎた埋葬
増援
大嵐
天使の施し
冥界流傀儡術×3
リビングデッドの呼び声
激流葬
死のデッキ破壊ウイルス
聖なるバリア−ミラーフォース−
魔のデッキ破壊ウイルス×2
下級
ジャイアント・オーク×2
異次元の生還者×2
魔導戦士 ブレイカー
キラー・トマト
ニュードリュア
幻影の壁
クリッター
ジャイアントウィルス×3
聖なる魔術師