ヴァルキリー
第4期前半に登場したエレメントシリーズの1枚。考察しようしようと思っていたら、なんか気がつくと5年ぐらい経ってた・・・。
このヴァルキリーはシリーズの中でも好みのカードであり、当時の思い入れも深い。
美人なのはもちろんだが、絶対領域とワキ周辺のボディーラインから醸し出す魅力がたまらない一品だ!!
効果
◇このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、以下の効果を得る。
このシリーズは数種類の効果から2つをセレクトする形で構成されている。マジメな話、エレメント・ヴァルキリーはその中でも地味な能力の2つが備わってしまっている、いわゆるハズレカードである。
今思えば考察を長年放置していたのもそこら辺が原因なのだろう(といっても当時のS-Dデッキではしっかり採用しているが・・・)。
もっと派手さがあるカードなら躊躇無くあふれ出すリビドーを注ぎ込んでいたというのに!!おのれ、ディケイド!
そんな中光属性の天使族ということで属性、種族による恩恵を受けやすいのは不幸中の幸い。オネストでのサポートもかなりしやすくなっている。
ここでは種族デッキをベースに、各能力付加属性を考慮するスタイルをとることにする。
●炎属性:このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
嘘みたいだろ・・・。このカード考察時点(2009.12)で炎属性の天使族はレベル5モンスターの”アイツ”しかいないんだぜ(代名詞じゃないよ)。ということで、上手く能力を運用するためには他種族の炎属性モンスターを使うのが得策。
炎属性はリクルーターが多いのでそれらを採用してもいいが、スペースを節約したいならきつね火やネフティスの鳳凰神、暗黒のマンティコア、フェニキシアン・クラスター・アマリリスのような場持ちのよいものもありなのかな。特殊召喚系ではデュアルがオススメ。
●水属性:このカードのコントロールを変更する事ができない。
一方で水属性天使はそれなりに存在する。多くは雲魔物だが、IZANAMIや”アイツ”の相棒である”コイツ”もこの枠のモンスターだ。うーむ、アイツとコイツ、避けては通れないのか・・・?
雲魔物は基本戦闘で破壊されないので相性がよく、単品で採用していくなら雲魔物−キロスタスや雲魔物−アシッド・クラウドが使いやすい。
このカードの能力は攻撃力2000のコントロールを奪われないという能力。どちらの能力が重要ということはないが、とりあえずパンプアップに重点を置かないことにはどうしようもないかな。
ドリアード
このシリーズは多くの属性を満たす精霊術師 ドリアードを採用したデッキだと簡単に能力を発揮できる。ヴァルキリーはドリアード、マンジュ・ゴッドと同じ光属性なので、光ベースのデッキを組むと安定しやすい。
ただ、能力を考えるとどうしても優先度が低くなってしまうのは仕方ないのか・・・。そこは愛でカバーしてね(きゃぴろん♪)
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 アテナ×2 コイツ アイツ |
サイクロン テラ・フォーミング 雲魔物のスコール×2 光神化 神の居城−ヴァルハラ×2 増援 大嵐 天空の聖域×2 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 奈落の落とし穴×2 |
下級 復讐の女戦士ローズ×2 エレメント・ヴァルキリー×3 ヘカテリス×2 コーリング・ノヴァ×2 コマンド・ナイト×2 オネスト×2 雲魔物−キロスタス×3 雲魔物−アシッド・クラウド×2 きつね火 |