TDGS-EN083

IZANAMI/水/天使/1100:1800/4/スピリット

このカードは特殊召喚できない。召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。このカードが召喚・リバースした時、手札を1枚捨てる事で自分の墓地に存在するスピリットモンスター1体を手札に加える。

伊弉波

海外版TDGSのスピリットモンスター。スピリットモンスターらしく日本神話の伊弉冉尊(いざなみのみこと)がモチーフになっている。ちなみにこの人、伊弉凪の嫁さん。

 

効果

このカードが召喚・リバースした時、手札を1枚捨てることで自分の墓地のスピリットモンスター1体を手札に加える事ができる。

IZANAMIの能力は手札1枚と墓地のスピリットモンスターを交換できるということ。スピリットモンスターなので、毎ターン召喚できれば手札、墓地のモンスターを思うように配分することができる。基本スピリットモンスターは墓地からの特殊召喚はできない仕様なので、再利用するためにはIZANAMIの回収能力が鍵になる。
守備力が1800と高く、裏側守備表示でセットしておき、相手ターンにリバース→回収というのが基本動作になるだろうか。スペックを見る限り、
黒蠍−棘のミーネがベースになっているようにも見える。

TDGSで再び登場したスピリット関連のモンスターは大和神や伊弉凪など、墓地のスピリットを除外することで召喚できるモンスターが多数存在している。だが、一方でスピリットモンスターは手札に戻る能力とリクルーターを経由できないという特性上、墓地を肥やすのが非常にニガテなアーキタイプである。加えてIZANAMIをデッキの主軸に置くとすれば、当然何らかの墓地を肥やすギミックを入れておいたほうが賢明である。専用装備を使うならアームズ・ホールを併用し、モンスターにはライトロードを数枚挿しておくと便利だ。

さて、このモンスターの水、天使という設定にも注目してみようと思う。
水属性に関してはスピリットモンスターの変わりに壁になってくれる黄泉ガエルや
DRAGON ICEが存在しており、それらと統一性を図るのに便利。また、IZANAMIでIZANAMIを回収する流れに結びつけるためにスクリーチを間に噛み合わせることができる。
天使族については、スピリットデッキでは伊弉凪、阿修羅に次ぐ3枚目(しかもどれもデッキ投入率が高い)ということで、デッキの方向性をそちらに向けやすくなっている。例えばハネワタや勝利の導き手フレイヤは金華猫で墓地から蘇生できるし、HERALD OF ORANGE LIGHT系のカードをデッキに加えておくとスピリットモンスターを墓地に送りやすくなるはずだ。
デッキを組む際にはこれらのポイントを押さえて構成してあげると楽に組めるはず。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
冥府の使者ゴーズ
砂塵の悪霊
大和神×2
伊弉凪×2
アームズ・ホール×2
サイクロン
スケープ・ゴート
強制転移×3
光の護封剣
死者蘇生
手札抹殺
草薙剣×2
大嵐
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
炸裂装甲×3
下級
雷帝神×2
阿修羅×3
ライトロード・マジシャン ライラ×2
スクリーチ
IZANAMI×3
金華猫
HERALD OF ORANGE LIGHT
黄泉ガエル
勝利の導き手フレイヤ×2