ディファレント・ディメンション・リバイバル
「このカード考察どうする?」
「あ〜、ダンスダンスレヴォリューション?」
「違う、Different Dimension Devival だ」
「・・・・・」
デジャヴ>D・D・M
ということで3年前と全く同じことをしている冒頭コメント。
このカードは除外をテーマにしたストラクチャーデッキに登場した新カード。イラストに出ている人が早すぎた埋葬の人と同じであることから、埋葬の除外ヴァージョンであるという意識がはっきりと伝わってくる。
この人なんか海馬っぽく見えるんだよなぁ。
効果
◇手札を1枚捨てる。
さて、今回のコストはライフポイントではなく手札コストになっている。
これは、除外する行為と墓地へ送る行為の差を反映したものであり、ライフが残り1になってしまったとしても使用できるということは除外の切り札としてのポジションを明確に表したものである。
・・・なーんて、心にもないことを書いてみたりした。
実際は、ライフポイント制にすると次元融合で行われたような1キルができちゃうからなんだろうなぁ。参考:魔力倹約術
◇ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して攻撃表示でフィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
まさに早すぎた埋葬と同じ蘇生効果の除外版。このカードが離れたときの破壊も”破壊”までの記述しかなされておらず、破壊された後に墓地にいくか、再び除外されるのかはそのときのフィールド状況次第である。
どうでもいいようで、これが闇次元の解放との決定的な差である。
早すぎた埋葬はおろかな埋葬と組み合わせることでお手軽なデッキからの召喚が可能であるが、こちらの場合は封印の黄金櫃からの直接蘇生が可能。
補助カードの能力としては除外ルートのほうが圧倒的に有能だが、デッキに投入できる枚数をそれぞれ考慮してみると、どっこいどっこいなのか。
専用デッキを組みやすいのは墓地に比べ制限規制のゆるい除外版ということになるだろう。
ダークシリーズと組み合わせても十分に活躍できるだろうし、復活の対象を混沌の黒魔術師1枚に絞ってぐるぐる使いまわすデッキなんかも面白そうである。 装備カードなので、アームズ・ホールでお手軽サーチが可能。
デッキ構成
除外されたカードをどんどん使いまわすデッキ。混沌の黒魔術師を使いまわすと魔力カウンターを貯めやすいので、魔法の操り人形を忍ばせておくとなかなか楽しめそう。
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 混沌の黒魔術師 ダーク・アームド・ドラゴン×2 魔法の操り人形 |
D・D・R×3 アームズ・ホール×3 サイクロン ディメンション・マジック×2 ビッグバン・シュート 洗脳−ブレインコントロール 早すぎた埋葬 増援×2 大嵐 封印の黄金櫃 |
リビングデッドの呼び声 闇次元の解放×3 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 魔のデッキ破壊ウイルス |
下級 霊滅術師 カイクウ×2 創世の預言者×2 魔導戦士 ブレイカー 終末の騎士×3 召喚僧サモンプリースト×2 執念深き老魔術師 見習い魔術師×2 |