XXI
21のアルカナ。大型のアルカナだけあって、効果も強力だ。モチーフは世界だが、宇宙とも呼ばれる。バックが地球なのはそのためか。
効果
◇このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するモンスター2体を墓地に送る事で次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ時に相手の墓地の一番上のカード1枚を相手の手札に加える。
正位置では 相手ターンを飛ばすという、とんでもない効果を持っている。マジックの世界では時間の伸張なんていう、”追加2ターンを得る”カードが存在しているが、遊戯王でこんなことをして大丈夫なんだろうか。なんて思ってしまう。 コストは2体を墓地に送ること。トークンでは不可だが、アルカナの展開力を持てば、数ターン伸張させることは決して不可能ではないはず。 その上で場には3100のバケモノがいるんだから、勝利は近い。
逆位置では相手の墓地を改修する能力。墓地の一番上のカードってのが面白い。相手がカードを使う順番によっては、自分にとって圧倒的不利になる。 とは言え、自分の場には腐っても3100の化け物がいるわけで、上手くいけば相手が回収するカードを雑魚モンスターに調整することも不可能じゃない。あまり期待は出来ないけど・・・。
タロットカードでの意味
完成・約束された成功・旅を意味する。追加ターンは間違いなく約束された成功だ。
正位置での意味は完全、総合、成就。
パーフェクトにスキップということで。もしくは、自分のターンに相手ターンを取り込んでしまうという統合。
逆位置での意味は未完成、臨界点、調和の崩壊。
相手の手札が2枚同時に増えるという調和の崩壊。
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 アルカナフォースXXI−THE WORLD×3 アルカナフォースXVIII−THE MOON×2 混沌の黒魔術師 アテナ×2 |
サイクロン スケープ・ゴート セカンド・チャンス×2 モンスターゲート×2 光の結界×2 光の護封剣 死者蘇生 手札抹殺 神の居城−ヴァルハラ×2 精神操作×3 洗脳−ブレインコントロール 早すぎた埋葬 大嵐 貪欲な壺 |
逆転する運命×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 ジェルエンデュオ×3 アルカナフォースVI−THE LOVERS アルカナフォースIII−THE EMPRESS×2 召喚僧サモンプリースト×2 |
世界喰らい・ワールドトランス
このアルカナフォースXXI−THE WORLDのターンスキップ能力をドグマブレードに応用し、”ずっと俺のターン”を再現することでTOD(タイムオーバーデス)を行うのがワールドトランスデッキである。
主に必要なギミックは
・魔力倹約術を使うことによってノーコストで行える混沌の黒魔術師+次元融合ループ
・神剣−フェニックスブレード+光帝クライスによる除外モンスターの確保
・マジックブラストによるドロー置換
である。墓地のブレードでクライス2体を除外し、次元融合でそれらクライスと混沌の黒魔術師を場に。クライスの効果であらかじめ場に伏せていたブレードとマジックブラスト、不必要なモンスターを破壊し(このときドローは行わない)、混沌の黒魔術師の効果で次元融合を回収する。
その後アルカナフォースXXI−THE WORLDの効果で残った混沌の黒魔術師やクライスをコストに相手ターンをスキップする。
自分のドローフェイズにはデッキ切れを防ぐために墓地のマジックブラストを回収する。
この動作を繰り返すことで∞ターンを行うことができる。
キーカードが多いので、コンボ完成までの各動作でどのキーカードを選択するかによって成功率が大きく異なってくる。コレに関しては何度かまわしていると自然と理解してくるハズ。
ワールドトランス:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 アルカナフォースXXI−THE WORLD トーチ・ゴーレム×3 混沌の黒魔術師 光帝クライス×2 創世神 |
D・D・R アームズ・ホール×3 トレード・イン×3 ハリケーン マジックブラスト モンスターゲート×3 機械複製術 光の結界 死者蘇生 次元融合 手札抹殺 成金ゴブリン×2 神剣−フェニックスブレード 早すぎた埋葬 鳳凰神の羽根 魔法再生 魔法石の採掘×2 魔力倹約術 名推理×3 |
|
下級 サイバー・ヴァリー×3 |