POTD-JP014

D-HERO ドグマガイ/闇/戦士/3400:2400/8

このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する「D-HERO」と名のついたモンスターを含むモンスター3体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。この特殊召喚に成功した場合、次の相手ターンのスタンバイフェイズ時に相手ライフを半分にする。

ドグマ

登場当初は地味なD-HEROであったが、第5期の終わりにその名を轟かせることになる凶悪カードと化した。
最初に断っておくと、このページは著者自身がドグマブレードの使い方を忘れないためのメモであり、通常の考察は行っていないので注意。

 

ドグマブレード

このデッキの初期思想は、ドグマでライフを8000から4000にした後にマジカル・エクスプロージョンで4000削れば勝てる、という非常に明快なものである。

マジカル・エクスプロージョン
自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

基本的な流れはまず名推理、モンスターゲートを用いて墓地を肥やす。 その際、D-HERO ドグマガイは特殊召喚条件モンスターであるため、両ブーストカードに影響されず墓地へ送られる。

また、
サイバー・ヴァリー光帝クライスを併用することで、更にドローを促進する。これらにはそれぞれ独自のドロー方法があり、ヴァリーは混沌の黒魔術師、次元融合と組み合わせることでドローループを生成し、クライスは自身を破壊することでドローする。
クライスは
D・D・Rや早すぎた埋葬で特殊召喚し、それらもろとも破壊することで更なるドロー加速が可能である。そのため、このデッキでは装備魔法がサーチ、回収できるアームズ・ホールが非常に重宝されている。

神剣−フェニックスブレードはこれまでと同じように手札アドバンテージを得るためのキーパーソン。これにより魔法再生、魔法石の採掘などの手札消費カードが活用しやすくなる。他にもクライスの破壊対象を補ったり、アームズ・ホールのサーチ対象で合ったりと、いくらかのギミックも持ち合わせている。
このデッキではモンスターが極端に少なく、使用回数は限られているが(除外から戦士族を呼び戻すことで一応の再度利用は可能)、ドグマが名推理、モンスターゲートで墓地に送られることから”墓地にモンスターを送る”ことを考慮しなくとも使うことができるように調整されている。

D-HERO ドグマガイ自身はといえば、上で書いたように実際はそこまで召喚を重視したものではなく、あくまでマジカル・エクスプロージョンありきという位置づけである。極端に言ってしまえば、召喚できなければできないで構わない。
このデッキに入りうるその他D-HEROは
D-HERO ディスクガイのみ。ディスクガイは制限カードであるし、このデッキ自体にモンスターが極端に少ないことからドグマ召喚機会はほとんどないように見えるが、除外からの展開を持って場に3体のモンスターを揃えることは見た目以上に難しいことではない。
一方でドグマは召喚に至らない場合でもデステニー・ドローのコストとして役に立ってくれるため、手札で腐ってしまうことは稀である。

マジカル・エクスプロージョンは上で書いたようにフィニッシャーとしての役割を持つ。デッキがブン回りした場合、ドグマいらずで勝つことも可能。もちろん、複数枚発動できればさらに確実なものとなる。
墓地に落ちた場合の処理は
サイバー・ヴァリーで行うことができる。デッキの一番上に持ってきた後にドローする手順を踏まえれば、完全にカードの流れをコントロールすることが可能である。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
D-HERO ドグマガイ×2
混沌の黒魔術師
光帝クライス×2
D・D・R
おろかな埋葬
アームズ・ホール×3
デステニー・ドロー×3
トレード・イン
ハリケーン
モンスターゲート×3
死者蘇生
次元融合
手札抹殺
神剣−フェニックスブレード×2
早すぎた埋葬
増援
封印の黄金櫃
魔法再生×2
魔法石の採掘×2
名推理×3
マジカル・エクスプロージョン×2
下級
E・HERO エアーマン
D-HERO ディスクガイ
サイバー・ヴァリー×3