ダイ・グレファー最終形態
オレイカルコス化したりデーモン化したり炸裂装甲化したりストーカー化したり変態化したり・・・。
とにかくあらゆるネタに利用されるダイ・グレファーがレベルモンスターとしてリメイクされたのがこの漆黒の魔王シリーズである。実に
製作者の愛を感じる一品。・・・と思ったけど、漆黒の癖に地属性とかどんだけ頭悪いんだ。
ちなみに、このカード登場後に海外でリリースされたDARK GREPHERとの関連性は不明である。
効果
◇「漆黒の魔王 LV6」の効果で特殊召喚した場合、
第4期で登場したレベルモンスターは進化する能力とは別に自身の特性として能力を持つタイプが多かった。だが、CDIPでのレベルモンスターは正しくレベルアップされなければ特殊能力を発動できないという、根本的な違いがある。
アルティメット・インセクトはこの仕様に近いが、漆黒の魔王 LV6の能力発動には漆黒の魔王 LV4からレベルアップしていることが条件であるため、途中からでも進化できるインセクトに比べれば難易度はかなり高いといえるだろう。
この残念すぎる仕様のためにレベルアップ!やレベルダウン!?を適用したり、月の書で裏返されてしまうと進化できなくなるという致命的な欠陥が生まれ、間違いなくCDIPパック全体の質を下げる要素になった。もちろん、同パックの魅惑の女王も同じことが言える。
◇このカードが戦闘によって破壊した相手モンスターの効果を無効にし、ゲームから除外する。
冥界の魔王 ハ・デス+レッサー・デーモンと同じ効果を持つ。
モンスターの価値を無くし墓地アドバンテージも防ぐという2段構造で決して弱くはない。だが、それまでの手間を考えるとワリに合わないと思うのは仕方がない。
最悪、この能力を無視して攻撃力2800のバニラで扱うことも考えておこう。
レベル構成
このシリーズは進化条件がLV4とLV6で異なる。
LV4:このカードがモンスターを戦闘によって破壊した次の自分ターンのスタンバイフェイズ時
LV6:この効果で相手モンスターの効果を無効化した次の自分ターンのスタンバイフェイズ時
どちらもまず戦闘で破壊することが最低条件。
LV4は攻撃力1000、LV6は攻撃力1700とどちらも低いスペックを持つため、自分のターンでフォースなどで無理やり強化し条件を満たした場合、ネクロ・ガードナーやくず鉄のかかしで戦闘から守ってやる必要がある。
スペックの低さを逆に利用し、突進や収縮で相手ターンに条件を満たしてしまうのも有効な手段だ。
単にモンスターを破壊すればよいLV4に比べ、 LV6の条件は非常に曖昧である。これに関しては攻撃するモンスターを選べる自分ターンの方が条件を満たしやすいだろう。
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 闇の侯爵ベリアル 漆黒の魔王 LV8×2 ダーク・ネクロフィア 漆黒の魔王 LV6×2 |
エネミーコントローラー×3 ガイアパワー×2 サイクロン トレード・イン ミラクル・フュージョン 収縮×3 大嵐 貪欲な壺 |
くず鉄のかかし×2 リビングデッドの呼び声 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− 地霊術−「鉄」 魔宮の賄賂×3 |
下級 ゴブリンエリート部隊×2 E・HERO エアーマン E-HERO ヘル・ゲイナー×2 巨大ネズミ×3 漆黒の魔王 LV4×3 シールド・ウォリアー×2 死霊操りしパペットマスター |