遊戯王☆SELF-DISINTEGRATION

 


DP08-JP029

ギブ&テイク

自分の墓地に存在するモンスター1体を相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。


”あげる”から”くれ”

これ、どう見ても成り立ってないよね。

 

効果

自分の墓地に存在するモンスター1体を相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。

シンクロ導入後、レベルを変化させるカードは多数登場してきたが、ここまで露骨にアドバンテージを損なうカードも珍しい。そもそもレベル調整の為にこのカード自体を消費しているわけで、その上で相手にモンスターを与えて一体お前は何をしたいんだと。
本気で使いこなそうとするならば、この”レベル調整”という目に見えないアドバンテージを最大限に活用する必要がある。

まずは目先のシンクロ召喚から眺めてみることにしよう。ここで採用されるシンクロモンスターの条件は、デメリットである相手の場に特殊召喚されるモンスターをかき消す、あるいはメリットに変えることができるものだ。

ブラック・ローズ・ドラゴン
場を消し去るのだから、相手の場にモンスターが特殊召喚されようが何しようが関係なし!!恐らくもっともデメリットの影響を受けないカードである。文字通りかき消すわけだし。

レッド・デーモンズ・ドラゴン
効果の対象が守備モンスターなので、かなり組み合わせの相性は良いといえるだろう。

メンタルスフィア・デーモン
相手の場には守備表示で特殊召喚されるので、攻撃力が高く、守備力の低いモンスターを送りつければその分自分のライフ回復に貢献できる。
ハイドロ・ジェネクスも同じようなノリ。

氷結界の龍ブリューナクミスト・ウォーム
相手の場に特殊召喚したモンスターをバウンスすることで、間接的に墓地のモンスターを再利用できる運びになる。ここでもブリューナクが有効なのが万能さを見せつけられているようで面白くない・・・。

AVENGING KNIGHT PARSHATH
守備表示で召喚されるのであれば、貫通能力に結び付けて考えるのは当然の流れ。

当然、シンクロするモンスターだけでなく、特殊召喚するモンスターにもリクルーターを採用するなど一工夫しておくべき。とにかく貪欲に。
レベルを露骨にあげることができるので、シンクロモンスター以外にも
グリード・クエーサーなんかを採用するのも面白い。貫通能力をつけ、”コイツ”でも送りつけてやればごっそりライフを削れるはず。 また、G・コザッキーは厄介な贈り物に。

デッキ構成

使える使えないはともかく、持っていたくないカードを相手に送りつけるのは面白い。モンスターを食う味方殺しの女騎士とか、毎ターンダメージを受けるX−セイバー パシウルとか、いつの間にか戻ってくる邪悪なるワーム・ビーストとか。
これは思った以上に遊び要素の強いカードなのかも。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
ダーク・アームド・ドラゴン×2
バイサー・ショック
トラゴエディア
グリード・クエーサー×2

下級
味方殺しの女騎士
ダーク・グレファー
終末の騎士×2
キラー・トマト×3
邪悪なるワーム・ビースト
クリッター
異次元の偵察機
ゾンビキャリア×3
X−セイバー パシウル×2
 

アームズ・ホール
サイクロン
ビッグバン・シュート×2
強制転移×2
月の書
死者蘇生
手札断殺
終焉の焔×2
大嵐
貪欲な壺

 
ギブ&テイク×3
激流葬
死のデッキ破壊ウイルス
聖なるバリア−ミラーフォース−
 

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