DT01-JP035 A・O・J カタストル 闇/機械/5/シンクロ

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずにそのモンスターを破壊する。

ATK/2200:DEF/1200

シンクロA・O・J

アーリーオブジョイトイ?いいえ、アーリーオブジャスティスです。

 

効果

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

レベル5のシンクロモンスターは比較的召喚しやすい。というのも、最初からジャンク・シンクロンというレベル5シンクロモンスターを召喚するためのチューナーが確保されているからだ。逆にレベル4チューナーやレベル2チューナーでは帳尻をあわせにくいのもこのレベルの特徴であるといえるだろう。
第1弾A・O・Jにはチューナーは存在しておらず、DT環境で組むなら一応
フレムベルが専用という枠組みになるのだろうが、先に言ったようにジャンク・シンクロンがいる以上フレイムベルとの組み合わせは悪手でしかない、というのが現状だ。
下級モンスターを駆使して戦うサイキック族との組み合わせはなかなか良さそう。調整用にエクストラに潜ませておくと吉。

このカードが闇属性以外のモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずにそのモンスターを破壊する。

A・O・Jシリーズの特性は光属性に対してツンデレであること。光属性モンスターと対峙したなら、勘違いしないでよね、といわんばかりに攻撃力を上げてくる。
そんな中A・O・J カタストルはちょっと特殊で、光属性以外でも自身の闇属性を除く属性に対してツン成分が強い。触れた相手に心を開いていないものなら、触んないでよ!!と相手を”破壊する”。逆に闇属性に対してはデレ成分が強く、効果を発動することができない。

ダメージ計算を行わずに相手モンスターを破壊するのは元々ミスティック・ソードマンなんかが持っていた切捨て効果。この効果は条件さえ満たせば数値に関係なく勝利できるある種最強の効果である。
それが闇属性以外に対して、表示形式を問わず発動できてしまうのだからそりゃー強い。攻撃力で負けるモンスターに対してはもちろん、マシュマロンなど戦闘で破壊されないモンスターに対しても効果を発揮する。初期攻撃力2200と若干不安の残るカタストルだが、この効果を活用すれば最強の壁になってくれるはずだ。
ただし効果外の属性が最もモンスターヴァリエーションの豊富な闇属性であるためにそのままでは活躍しづらい、というのも事実。機械族なので要塞に組み込まれてしまう、というのもまた事実である。
改造手術で種族、属性を操作する専用デッキを組んでも良いのだが、カタストル自体はフィニッシャーの要素に欠けており、その場合どのようなジャンルと組み合わせるのか、が重要なポイントになるだろう。

効果は強力、だがフィニッシャーには成りにくく、専用デッキは組みにくい。これはサブカードの理想系なのかもしれない。

関連カード

ヴェルズ・ゴーレム