TDGS-EN088

TELEKINETIC CHARGING CELL(装備)

サイキック族のみ装備可能。装備モンスターは効果を発動するためにライフポイントを払わなくてよい。装備モンスターが破壊される事によってこのカードが墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事でこのカードを手札に戻す事ができる。

チャージ

サイキック族専用の装備カード。サイキック族って念力チャージしてどうにかなるものなのだろうか?

 

効果

サイキック族のみ装備可能。
装備モンスターは効果を発動するためにライフポイントを払わなくてよい。

サイキック族といえば、ライフポイントを犠牲にして強力な能力を扱うことができるシリーズ。ところが、このTELEKINETIC CHARGING CELLを装備するだけでそれらのコスト無しで能力を発動することができてしまうのである。
つまりどういうことかというと、ディストラクターはところかまわずセットされた魔法、罠をぶっ壊し始めるし、メンタルマスターの隣ではサイキック族のファッションショーが開催される。
サイコ・ウォールドに至ってはなぜかフィールド上のサイキック族すべてが2回攻撃を始めてしまうのだ。いうならば第2のバトルフェイズといったところか。そしてクレボンスは鉄壁の布陣を築き上げるのである。
あくまで起動コストをチャラにできるのであって、メンタルプロテクターのような維持コストは支払う必要があるので注意せねばなるまい。
そういえばCSOC組のサイキック族の多くは1ターンに1回までの誓約が科せられていたが、裏ではこのカードの存在があったのだろうか。そうじゃないとパワー・インジェクターで場に攻撃力無限のモンスターが並ぶことになるんだよなぁ。

ちなみにこのカード、シリーズではなく種族限定の装備カードというのがキモになっている。つまり種族をサイキック族に変更することで他の種族のモンスターでもこのカードの恩恵を受けることができるのである。
例えばお注射天使リリーは毎戦闘で注射をぶっ刺すようになり、モンスター・アイは融合を無限回収できる。ゲール・ドグラは墓地を肥やし、デビル・フランケンは融合モンスターを生みまくる。考えれば考えるほど、変な使い方が生まれそうだ。

装備モンスターが破壊される事によってこのカードが墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事でこのカードを手札に戻す事ができる。

アームズ・ホールで装備カードが非常に扱いやすくなった昨今だが、それ以外にもこのカードは手札に戻るすべが存在する。ライフは1000かかってしまうが効果を乱用した後ならば十二分に元が取れる計算だ。
装備モンスターが破壊された時なのでタイミングが限定的だが、ディストラクターの自爆なんかとも相性がよかったりする。

デッキ構成

メンタルマスターのターボがあれば一気に墓地が肥えるので、サイコ・チャージ等の手札増強が狙いやすい。パンプアップ+2段攻撃を種族変化させたE-HERO マリシャス・エッジやお注射天使リリーに当てはめることができれば凄い爆発力に。

デッキサンプル:

モンスター 魔法
上級
E-HERO マリシャス・エッジ×2
TELEKINETIC CHARGING CELL×3
アームズ・ホール×2
サイクロン
緊急テレポート×3
死者蘇生
大嵐
名推理
貪欲な壺
DNA改造手術×2
サイコ・チャージ×3
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
サイコ・ウォールド×3
テレキアタッカー×2
ディストラクター×2
巨大ネズミ
サイコ・コマンダー×2
パワー・インジェクター×2
クレボンス×2
お注射天使リリー×2
メンタルマスター×2