シン・スターダスト
2010年の映画で登場するパラドックス化したスターダスト・ドラゴン。パラドックスということで風属性から闇属性に変化。Sin系の中では一番汎用性が高いかな。
効果
◇このカードは通常召喚できない。
◇自分のエクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
構造自体はSin 青眼の白龍と変わらないが、デッキからカードを除外する行為とエクストラデッキからカードを除外する行為とでは自由度に大きく開きがある。変にデッキの構成をいじる必要がないし、何より単品投入できるので終盤でも特殊召喚できるのがかなり強い。
デメリットとしては特殊召喚モンスターを除外するので、除外ルートからスターダスト・ドラゴンを特殊召喚できないという点が挙げられるが、それもデッキの方向性を決めてしまう要因になりえたので、むしろ特殊召喚できなくてもいいかな、とか。そういえば平行世界融合+E・HERO Great TORNADOギミックに応用できそうだが・・・。
◇「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
◇このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
他のパラドックスモンスターと同じデメリットを持つ。ただしスターダストの場合、デッキのメインギミックとして扱うというわけではないので、場に1体しか存在できなくてもあまり気にならない。
◇フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
◇このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、表側表示で存在するフィールド魔法カードは効果では破壊されない。
フィールド魔法依存な点も同じだが、Sin スターダスト・ドラゴンはなぜかフィールド魔法を守る能力が付加されている。このおかげでスキルドレインを使ったSin 青眼の白龍の考察とはまた違う、能力を生かしていく道が見えたわけだ。
考えてみれば単体で投入できて、フィニッシャーとフィールド魔法保護の2役を持つモンスターはかなり貴重な位置付けなのかもしれない。フィールド魔法を活用するデッキで色々流用できそうだ。ベタに王家の眠る谷−ネクロバレーや摩天楼2−ヒーローシティなんかが実用的。
地縛神との相性もいいが、わざわざ組みたくは・・・ない。
デッキ構成
まぁE・HEROギミックはかなり強引な感があるが。
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 Sin スターダスト・ドラゴン×3 墓守の大神官×2 E・HERO ネクロダークマン×2 |
サイクロン トレード・イン×2 異次元隔離マシーン 闇の誘惑×2 王家の眠る谷−ネクロバレー×3 大嵐 封印の黄金櫃×2 平行世界融合×2 墓守の石版 |
激流葬 降霊の儀式×2 聖なるバリア−ミラーフォース− 奈落の落とし穴×2 |
下級 E・HERO エアーマン 墓守の司令官×3 墓守の末裔×2 墓守の長槍兵×2 墓守の偵察者×3 E・HERO ボルテック |