新たなる混沌・・・。
<趣旨>
「破滅の女神ルイン」「終焉の王デミス」をどうすれば使いこなすことができるかを考える。<デッキ構成>
エンド・オブ・ザ・ワールドの考察で製作者の意図は何か?ということを問わせていただいた。
その答えは儀式モンスターが2枚である点に隠されていた。つまり、「破滅の女神ルイン」「終焉の王デミス」は相互依存の関係にある。
簡単に言えば、『「破滅の女神ルイン」を生贄に「終焉の王デミス」を召喚せよ!(逆も然り)』ということだ。
もちろんその対象の場はフィールドから手札まで及ぶ。レベル8モンスターが手札に多いがこその「同レベルになるように生贄に捧げる」という効果なのである。それを踏まえたうえで、このデッキと密接な関係にあるカードを1枚見てみよう。
SOJ-JP048
輪廻転生 儀式召喚の生け贄にしたモンスターカードは墓地へは行かず、持ち主のデッキに戻る。その後デッキをシャッフルする。 このカードこそが上の結論を決定づけたカードである。これでどんどん儀式モンスターを再利用することができる。もちろんその他の貴重なカードも再利用できるお得なカードだ。ただし、貪欲な壺とどちらが効果的かは・・・難しいところでもある。
破滅の女神ルイン/光/天使/2300:2000/8 「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。 カオス・ソルジャー−開闢の使者−を連想させる効果を持つ。若干力不足な感もある。天使族であるため、マンジュゴッドなどと一貫してダグラの剣などで強化してやればよい。
SOI-JP035
終焉の王デミス/闇/悪魔/2400:2000/8 「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。2000ライフポイントを払う事で、このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。 混沌帝龍 -終焉の使者-を連想させる効果を持つ。しかしこのカード自体は生き残ることができる。かなり強い効果ではなかろうか。こちらの場合は奈落との契約が使用できるため、儀式カードは6枚あると見てよい。
<デッキ内容>
このデッキはとにかく儀式を成功させたいデッキだ。儀式モンスター用のリクルーターや、魔法カードの再利用、消費した手札の補充などを考慮しておくと良い。
リクルーターはとにかく数で勝負。
モンスター | 魔法 | 罠 |
上級 終焉の王デミス×3 破滅の女神ルイン×3
下級 |
エンド・オブ・ザ・ワールド×3 サイクロン スケープ・ゴート ダグラの剣×2 ブラック・ホール 強奪 強欲な壺 早すぎた埋葬 大嵐 地砕き 奈落との契約×3 抹殺の使徒 輪廻転生 貪欲な壺 |
リビングデッドの呼び声 強制脱出装置×3 激流葬 |
やはり最終的な切り札は終焉の王デミスになるだろう。こいつにはライフコストがかさんでしまうため、ダグラによる回復はなかなか効いてくれるはずだ。
強制脱出装置はすばやく儀式関係をそろえるために考慮しておくと良い。