融合モンスターでデッキを作成する
いつからだろうか、エクストラデッキに融合モンスターが消えたのは。
そもそもいつからなのだろうか、融合モンスターを融合デッキに入れるようになったのは・・・。
いや、私が言っているのは有能な融合モンスターが登場した時期ではなく、融合モンスターというジャンルを融合デッキとしてメインデッキと分け始めたのはいつなのか、ということだ。まぁそんなもんルールができたそのときに決まっているのだが。
何?もはや書いている意味がわからない?ならば説明しよう。
このS-Dデッキは昨今影の薄い融合モンスターを通常モンスターのごとくメインデッキそのものに採用し、それらを直に用いて戦うことによって融合モンスターの威厳を保とう、というものである。
デッキに1枚混ぜ込んでいるぐらいならネタで終わってしまうのかもしれないが、手札のモンスター全てが紫色に染まっているならば、誰が文句を言うことができるというのだ。
もし、そんな輩がいたら私に相談して欲しい。私は全力で・・・そいつと一緒に君のことを罵るだろう・・・。まぁそれはさておき。融合モンスター内訳
融合モンスターは基本的に重いステップを踏むのでデメリットを持ったカードが少ない。その中でS-D向きのカードを選んでいく必要がある。
◇上級
上級の融合モンスターは基本的に攻撃力が優先され、効果を持っているものも少ない。
デメリットとして挙げることができるならコンタクト融合のネオスシリーズがわかりやすいが、これらは融合カードを使用しないタイプなのでメインでの採用はデッキの趣旨に少し反するともいえるかもしれない。その中あえて採用するならばE・HERO グロー・ネオスが最も使いにくい感じだろうか。通常融合を行うE・HEROは最も多く存在するジャンルだが、あまりHEROを入れても面白くないので、その他は採用しない方向でいくことにする。
その他、悪用どころで言えば混沌幻魔アーミタイル、異星の最終戦士、レアメタル・ナイト& ヴァルキリーといったところだろうか。◇下級
融合モンスターの下級は、予想はつくと思うが激しく少ない。ここでいきなり”上級モンスターに生け贄が必要になったのはいつからだ”と叫べばこの問題はクリアできると思うが、いきなり概念を2つもぶっ壊すとカードゲームの記事として完全に機能しなくなるので、ここはぐっと我慢して既存のカードで処理することにする。
攻撃力の最高は暗黒火炎龍、カルボナーラ戦士、レア・フィッシュ等の1500が最高になっている。余談だが、マブラスは私が初めて手にした”遊戯王カード”で思いでも一入なのでこの 機会に是非採用してやりたいものだ。
ちなみに効果モンスターはNの2枚とサウザンド・アイズ・サクリファイスとなっている。サウサクは禁止カードだが、S-Dデッキに取り込むことで行動不可のデメリット要素のみが際立つ計算になるので、あえての採用も面白いかもしれない。融合をサポートするものたち
このデッキでは扱うカードは全て融合モンスターなので、当然融合をターゲットにしたサポートカードがかなり役に立つ。S-D構成にすると融合を行うにも普段以上の気力が必要になり、結果これらのサポートを有効に使うことができなかったのでこういった概念をぶち壊したデッキの作成は必要だったのかもしれない。
ちなみにこのデッキではダイレクトに融合モンスターを”通常召喚”するので、一度正規召喚を行わなければ特殊召喚できないという独特のルールはスルーされている。◇魔法
露骨に融合モンスターをトリガーにするなら次元誘爆がオススメ。S-D枠でカードを除外できるようにする工夫をする必要はあるものの、戦略の幅は広がりそう。お互いにモンスターを戻せるというアドバンテージ損がミソ。
後は専用装備の再融合、フュージョン・ウェポンなど。◇罠
融合モンスターを処理する手段として融合失敗、ヘル・ポリマー、融合体駆除装置などがある。融合モンスターだらけなので相手に再利用された場合の対処として持っておくのもいいかも。
また、自らが融合モンスターを手札から通常召喚しているにも関わらず、融合禁止エリアを発動する鬼畜ルートも存在する。デッキ構成
デッキ:『YU-GO-OH!』
モンスター | 魔法 | 罠 |
上級 E・HERO グロー・ネオス レスキューキューロイド 炎の剣士 ドラゴンに乗るワイバーン 混沌幻魔アーミタイル レアメタル・ナイト レアメタル・ヴァルキリー
下級 |
フュージョン・ウェポン×3 悪夢の鉄檻×2 再融合×2 次元誘爆×2 天よりの宝札 |
フュージョン・ガード×2 ヘル・ポリマー 融合禁止エリア×2 融合失敗×2 融合体駆除装置×2 |