オベリスクの巨神兵Ver.TF2/神/幻神獣/4000:4000/10

生け贄召喚するには生け贄を3体捧げなければならない。このカードが特殊召喚されていた場合、エンドフェイズに墓地へ送られる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。自分フィールド上のモンスター2体を生け贄に捧げる事で、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。

いでよ!!三幻神!!

幻魔皇ラビエル邪神ドレッド・ルートと同じ位置に存在するデュエルモンスターズの神。
今回は特典カードとして登場したものではなく、PSPゲーム「タッグフォース2」に登場した効果を元に再現することにしよう。

OCG版はオベリスクの巨神兵を参照。

効果

生け贄召喚するには生け贄を3体捧げなければならない。このカードが特殊召喚されていた場合、エンドフェイズに墓地へ送られる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードを魔法・罠・モンスターの効果の対象にする事はできない。

神の証である3体生贄による特殊召喚。
オベリスクは他の神に比べ、そのシルエットが邪神や幻魔に近いことからあまり新鮮味がないという印象を受ける(後続のカードと比較して新鮮味がない、とはおかしな話ではある)。

自分フィールド上のモンスター2体を生け贄に捧げる事で、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。

いや、オベリスクに新鮮味がないと感じた理由がもう一つあった。効果が単純に”ぶっ壊す”だからだ。邪神イレイザーは身を犠牲にすることでフィールドすべてを”ぶっ壊す”し、実際のOCGカードにも神獣王バルバロスという、オベリスクの上位互換であるぶっ壊しカードが登場している。
破壊効果はもっとも基本的な、強力な効果ではあるのだが、その単純性ゆえにカードの色を出しにくい・・・というのが大きな欠点なのかもしれない。何もできないカードからすればなんとも贅沢な悩みではあるのだが。

さて、オベリスクの効果を召喚ターンに発動するには、合計5体の生贄が必要になる。
そこで、場に生贄用のモンスターを多く確保できるデッキ構成が必要になる。だが、これは3体生贄の延長線上に存在するコンセプトなのでデッキ構成は3幻神の中で一番簡単だ。
貪欲な壺が準制限に規制緩和され、多くのリクルーターが再利用できるようになったこともあり、3体生贄召喚後の生贄確保もしやすい環境になっているといえるだろう。
オベリスク召喚後は迷える仔羊を使えばすぐに効果を放つことができる。ファントム・オブ・カオスで墓地のオベリスクをコピーするのも面白い選択肢だ。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
オベリスクの巨神兵
幻魔皇ラビエル
神獣王バルバロス×2
サイクロン
スケープ・ゴート
光の護封剣
死者転生
洗脳−ブレインコントロール
早すぎた埋葬
増殖
大嵐
封印の黄金櫃
迷える仔羊×2
貪欲な壺×2
カオス・バースト×2
リビングデッドの呼び声
激流葬
死のデッキ破壊ウイルス
聖なるバリア−ミラーフォース−
下級
墓守の偵察者×3
墓守の番兵
クリッター
ジャイアントウィルス×3
素早いモモンガ×3
ダンディライオン
魂を削る死霊
クリボー×2
ファントム・オブ・カオス