世間を騒がせたオヤジ
その研究があまりにも危険であったために、ここしばらくは監禁の刑に処せられているサイエンティスト。ネーミングはどうみてもマッドサイエンティストからきている。
このカードのおかげで多くの融合モンスターに灯が当たることになった、ある意味で成功したカードであったといえるだろう。
効果
◇1000ライフポイントを払う事で、融合デッキからレベル6以下の融合モンスター1体を特殊召喚する。
◇この融合モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできず、ターン終了時に融合デッキに戻る。
ぱっと見た感じはモンスターは限定されているし、直接攻撃はできないし・・・とへたれっぽく見えてしまうのだが実際に相手にすると開闢が出てきたときや番組が総集編だったときぐらいやるせなくなるほど厄介な効果である。
ただ、当時から私はあまり好きになれなかったこともあってデッキに組み込むことは無かった。使用したのは黒の魔法神官を召喚するときだけだったように記憶している。
当時利用された融合モンスター
このカード自体のコンボというものはあまり無いので、ここでは融合モンスターの整理を行っておこうと思う。
魔人 ダーク・バルター | 主に裏守備モンスターを処理するために使われる。もう一つの効果である魔法を無効化するものに関しては、自分のターンしかこのカードが存在しないことを考えると、まず使われることは無い。 |
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サウザンド・アイズ・サクリファイス | 主にモンスター除去に使われる。ただし、このカードのもう一つの効果である行動抑制効果のせいで若干使いにくいところもある。 |
闇魔界の竜騎士 ダークソード |
カイクウの強化版。文字通り墓地のモンスターを除外する目的で使用される。 まさにサイエンのために作られたかのようなポテンシャルと効果、登場タイミングであったことが印象深い。 |
紅葉鳥 |
攻撃力2300。レベル6以下の融合モンスターで最強の攻撃力を誇る。 もちろん、相手の高い攻撃力モンスターを破壊するのが目的。 |
デス・デーモン・ドラゴン |
リバースモンスターを無効化する効果と安定した戦闘が行える効果を持つ。 また、ヴィクトリー・ドラゴンを召喚するときにも使われることがある。 |
ドラゴン・ウォリアー | このカードに対する魔法(この場合は速攻魔法が主)を無効。通常罠を無効。の2つの効果から特攻能力に長けているといえる。ただしモンスターに対する耐久力は乏しい。 |
クリッチー | 黒の魔法神官を召喚する際に利用される。 |
おジャマ・キング |
フィールド上に出た瞬間に3ヵ所を選択する効果が適用される。チェーンブロックは作られない。ということは・・・。 |
ナイトメアを駆る死霊 | 召喚しても直接攻撃の効果は適用できないので注意せよ。 |
このカードが禁止になって突然変異が注目されて・・・それが制限化した今融合モンスターはどこに行くのだろうか・・・。