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異次元の指名者

カード名を1つ宣言する。相手の手札を確認し、宣言したカードが相手の手札に存在する場合、そのカード1枚をゲームから除外する。宣言したカードが相手の手札に存在しなかった場合、自分の手札をランダムに1枚ゲームから除外する。

異議あり!!

除外強化パックである混沌を制す者 で登場したハンデスカード。異次元の女戦士のポーズがカッコいい。

 

効果

カード名を1つ宣言する。
相手の手札を確認し、宣言したカードが相手の手札に存在する場合、そのカード1枚をゲームから除外する。
宣言したカードが相手の手札に存在しなかった場合、自分の手札をランダムに1枚ゲームから除外する。

宣言したカードが相手の手札にあれば、それを除外。外れれば自分の手札をトータル2枚消費するというリスクがある。
ガジェット、クリッターなどで相手が手札に加えた状態で発動すれば確実性は増す。また、事前にダスト・シュートなど手札を見ることができるカードを使っていればより安全に効果を使うことができる。
何も参照するカードがない状態でも、相手のフィールド、デッキを考えればゴーズやコアキメイルなど予測できるものは何種類かあるが、やはり危険性は拭えないか。

◇手札参照カード例(〜2009.10)

モンスター 魔法
■ゴブリン偵察部隊
N・アクア・ドルフィン
■N・マリン・ドルフィン
■世紀の大泥棒
■マインド・オン・エア
■セレモニーベル
サウザンド・アイズ・フィッシュ


 
■盗人の煙玉
■強引な番兵
■押収
■検閲
■Ωメガネ
■アンティ勝負
エクスチェンジ

 
■お家おとりつぶし
■王宮の重税
■水霊術−「葵」
闇霊術−「欲」
■死のデッキ破壊ウイルス
■魔のデッキ破壊ウイルス
闇のデッキ破壊ウイルス
■マインド・ハック
■呪術抹消
■ダスト・シュート
■ピケルの読心術
■真実の目
■正々堂々
■紅蓮の指名者

こう見ると結構あるのか。ただし、同類の効果を持つマインドクラッシュと異なり自分ターンにしか発動できない通常魔法特有のデメリットを持つため、タイミングを逃す恐れもある。この2枚の採用を考える際、除外と即時性を天秤に賭けることになるが、やはり除外にそこまでのメリットを期待できない以上、使いやすさに勝つのは難しいだろう。
そんな中、マインドクラッシュが準制限(2009.9現在)に収まっているのはこのカードにとって大きなプラス要因。わずかだがそこに需要が見出せるかもしれないし、同類のカードが多数存在するのは専用デッキを作りやすいということに他ならないのである。