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CMC-JPB01

アビス・ソルジャー/水/水/1800:1300/4
水属性モンスター1体を手札から墓地に捨てる。フィールド上のカード1枚を持ち主の手札に戻す。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

ABYSS

登場時は1枚1000円した高性能カード。 というのも、このカードはゲームと攻略本に同時に付属した珍しい販売パターンで、ゲームの出来がアレ(というかカプモン)だったために殆どのプレイヤーが攻略本を購入することになったからだ。その攻略本自体も品薄になったため、苦労した思い出がある。
ちなみにこのカードはウルトラレアとシークレットレアの2種類が存在している。なぜか攻略本にはシークレットレアではなくパラレルと表記されていたが・・・。

 

効果

水属性モンスター1体を手札から墓地に捨てる。
フィールド上のカード1枚を持ち主の手札に戻す。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

手札の水属性モンスターをコストにフィールドのカード1枚をバウンスできる。当時はホルスの黒炎竜 LV8ネフティスの鳳凰神など、フィールドで手がつけられなくなったモンスターたちを封殺できるということでかなり活躍の機会があった。
特に、キラー・スネークという無限に活用できる水属性モンスターが存在していた全盛期にはスタンダードでの採用もあり、一時期は準制限にも指定されていたことも。そのアタッカーとしての性能も含め、現在で考えてもかなり良く作られたカードだと思う。

だが、発動回数制限、対象枚数の双方を超越した氷結界の龍ブリューナクや簡単に相手モンスターを全破壊するE・HERO アブソルートZeroなどあまりにもハイスペックな上位カードが次々と登場し、現在では”数ある水属性アタッカーの1枚”として落ち着いてしまっている。
変に制限をかけられているより、これぐらいの扱いの方がカードとしては幸せなのかな、と思ったりもするが・・・最近のカードにはため息を吐かざるを得ない。

◇水属性コスト

このカードの強さを決めるのが確実なコストを準備できるか、ということだ。当初のキラー・スネーク、そして黄泉ガエルなど回収や再利用が行いやすいものを選択していこう。攻撃力1500以下の水属性モンスターはサルベージで回収できるのも強みだ。
E・HERO オーシャンの無限回収ループ、墓地利用の
フィッシュボーグ−ガンナーDRAGON ICEはコストとして利用しやすい。
その他、墓地に貯めることが前提の悪魂邪苦止、グラスファントムや、墓地からでも特殊召喚できるウォーター・ドラゴンも狙い目かな。

◇関連カード

毎ターン的確に行えるバウンスの強みとして、魔封じの芳香など上手く使い分けたいカードや、光の護封剣や不協和音、デプス・アミュレット、デッキロックなど効力にターン制限のあるもの、バウンスがトリガーとなるクリオスフィンクス埋蔵金の地図、縮退回路と組み合わせることで威力を発揮してくれる。
水属性の破壊を防いでくれる海竜神の加護はレベル3以下限定だが、伝説の都アトランティスを張っていればアビスでも使用できるようになる。

デッキ構成

デッキサンプル:

モンスター

魔法
上級
クリオスフィンクス
サイクロン
サルベージ×2
ハリケーン
ミラクル・フュージョン
光の護封剣
縮退回路×3
大嵐
伝説の都アトランティス×2
貪欲な壺
リビングデッドの呼び声
海竜神の加護×2
強制脱出装置×2
激流葬
聖なるバリア−ミラーフォース−
不協和音
下級
アトランティスの戦士×2
アビス・ソルジャー×3
E・HERO エアーマン
氷結界の神精霊×2
E・HERO オーシャン×3
ニードル・ギルマン×2
N・グラン・モール
ペンギン・ナイトメア×3
深海のディーヴァ