リベンジャー
エーリアンは第5期で遊戯王界を侵略しようとした爬虫類族のアーキタイプだった。小出し小出しにその勢力を拡大させていたが、ここ最近はワームの侵攻に影を潜めていた状態だった。
沈黙から早数ヶ月、リベンジャーとしてやつ等はついに再侵攻を開始するのだった!!
ところで、何でこいつは鋼蒼龍っぽいんだろう(わかる人いるのか!?)。
効果
◇このカードはフィールド上に存在するAカウンターを2つ取り除き、手札から特殊召喚する事ができる。
エーリアン関係の上級モンスターはエーリアン・マザー、宇宙獣ガンギルに次ぐ3体目。その中でも特殊召喚能力を持っているのはこいつが初めてである。召喚にはAカウンターが必要なので、ある程度分布されている状態が望ましく、序盤は少し召喚しにくいかもしれない。
ブランクが長すぎてカウンター関係のカードがパッと出てこないので、改めてまとめてみることにしよう。
宇宙獣ガンギル | 1ターンに1度カウンターを1つの乗せる。 |
エーリアン・グレイ | リバースでカウンターを1つ乗せる。 |
エーリアン・ウォリアー | 戦闘で破壊された時2つ散布。 |
宇宙砦ゴルガー | バウンスした分だけカウンターを乗せる。 |
ALIEN KID | 特殊召喚されるたびにそのモンスターに1つ置く。 |
「A」細胞散布爆弾 | 破壊したエーリアンのレベル分散布。 |
「A」細胞増殖装置 | 1ターンに1度カウンターの乗せる。 |
「A」細胞培養装置 | 破壊された時貯めた分のカウンタを散布。 |
侵食細胞「A」 | カウンターを1つの乗せる。 |
古代遺跡コードA | エーリアンが破壊されるたびに1つ置く。 |
惑星感染ウイルス | 3ターンの間召喚されたモンスターにカウンターを乗せる。 |
こう見るとカウンターを乗せるのにイチイチ手間がかかるカードが多い。Aカウンターをコストにしたカードは多いのに、カウンターを作り出す方はまだまだといった印象を受ける。
◇Aカウンターが乗ったモンスターは、「エーリアン」と名のついたモンスターと戦闘する場合、Aカウンター1つにつき攻撃力と守備力が300ポイントダウンする。
Aカウンターは単体では全く意味の無いカウンターで、フィールド上にこの効果を持っているモンスターが存在してこそ攻守に影響してくる。これまでこの能力を持っていたのはエーリアン・グレイ、宇宙獣ガンギル、エーリアン・テレパス、エーリアン・スカル、エーリアン・ウォリアーなど。
エーリアン・リベンジャーは特殊召喚可能モンスターなので、むしろ自力ではカウンターの力を発揮できないエーリアン・マザーやエーリアン・ハンターと組み合わせると良いかも。
◇「エーリアン・リベンジャー」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
むしろ「A」細胞散布爆弾が使いやすいおかげで消費スピードが速くなると考えられるので、1枚しか存在できないからといって複数投入されないということにはならないはずである。
デッキ構成
エーリアン関係の罠カードは非常に強力だが、どれもAカウンター散布後が条件なので若干受身になってしまうのが悩み。
デッキサンプル:
モンスター | 魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 宇宙獣ガンギル エーリアン・マザー エーリアン・リベンジャー×3 |
「A」細胞散布爆弾×2 「A」細胞増殖装置×2 「A」細胞培養装置 サイクロン トライアングル・エリア×2 光の護封剣 死者蘇生 侵食細胞「A」×2 大嵐 貪欲な壺 |
デストラクト・サークル−A×2 細胞爆破ウイルス×2 集団催眠 和睦の使者 惑星汚染ウイルス×2 停戦協定 |
下級 エーリアン・ウォリアー×3 エーリアン・テレパス×2 エーリアン・ハンター エーリアンモナイト×2 エーリアン・グレイ×3 エーリアン・サイコ |