かのん
どう見ても数合わせに見える天使族チューナー。天使族としては4枚目(日本製は2枚目)になるが、HERALD OF ORANGE LIGHTの優先度を超えることはできるのか?
少なくともウェポンサモナーでサーチできる利点はそれほど使われることが無さそうだが・・・ガーディアンデッキなら、お呼びがかかるだろうか。
効果
◇このカードをシンクロ素材とする場合、レベル7以上のシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
シンクロできるレベルは7以上なので、チューナーとしての能力は半減・・・と思ったが、レベル3のチューナーならレベル7以上になることも多く、それほど不便には感じない。ただ、天使族デッキで採用する場合は低級モンスターの割合が増えるので、若干面倒かもしれない。とは言え、神の居城−ヴァルハラなどのサポートは効率よくシンクロを行うためには是非とも投入しておきたいカード。天使族を軸にするべきか、ピンで考えるべきか・・・悩ましい。
対象となるシンクロモンスター例はSYNCHRO CHANGEなどを参照。
◇このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
◇この効果を適用したダメージステップ終了時、そのシンクロモンスターの攻撃力・守備力は400ポイントダウンする。
このカードを使用したシンクロモンスターは1ターンに1度戦闘で破壊されなくなる。その代わり、攻守が下がってしまうため、2度目以降はどんどん生存率が下がっていくという仕組み。同じ天使族のCOUNSELOR LILYとは反対のベクトルを走っているのが面白い。
エンシェント・フェアリー・ドラゴンやカオス・ゴッデス−混沌の女神−、ダークエンド・ドラゴンなどのシステム系モンスターに優先して使用していきたい。多少の数値低下は後で簡単に処理できる&基礎攻撃力が低いエンシェント・ホーリー・ワイバーンにも適任なのかも。