YOUZYO
ラヴァルシリーズのチューナー幼女、失礼、妖女。紅蓮地帯を飛ぶ鷹を除き、DT09では唯一ラヴァルと名のつくチューナーである。
効果
◇このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分フィールド上に表側表示で存在する「ラヴァル」と名のついたモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、自分の墓地に存在する「ラヴァル」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
フィールドから墓地に送られたとき、場のラヴァル全体を強化できる能力を持つ。相手ターンに破壊された時にも能力を発動できるが、できれば生け贄やシンクロで自分ターンに墓地へ送り、そのまま強化したモンスター軍で殴りたいところ。
墓地の数が重要になるので、除外関係のラヴァルと上手く共存できるよう、異次元からの帰還や奇跡の発掘など、除外から墓地へ戻すカードをデッキに挿しておくとよいだろう。
特に攻撃力の低いラヴァルバル・ドラゴンなどは相性が良い。炎熱旋風壁や灼熱工の巨匠カエンなど、その他パンプアップカードと組み合わせれば2ステップ上のモンスターも射程圏内に納めることができるかも。
チューナー
このカードが使われる理由は何も上で述べた唯一の”ラヴァル”チューナーであることだけではない。
守備力が200であるということ。これはDTシリーズの炎属性アーキタイプによって拡張性を持たせることができるかどうかの分水嶺だ。そう、つまりこのカードが存在しているおかげで、フレムベルシリーズとの組合せがかなり容易におこなえるのである。
具体的に言えばネオフレムベル・ヘッジホッグやフレムベル・パウンによるサーチ、フレムベル・ヘルドッグからの特殊召喚ギミックを加えることができる。加えて、パウンが使えるということは墓地を肥やすのに優秀なライトロード・マジシャン ライラを投入しやすくなるということでもある。
また、ブレイズ・キャノンに使える炎族であることも嬉しいメリットといえるかもしれない。
このように、このカードはラヴァルの中で重要なファクターとなるのである。
結論としては、妖女すげぇ!!ってことだ。