元祖ブラックカオス
原作で登場した魔法使い儀式モンスター。第3期には混沌の黒魔術師としてリメイクされている。初登場はゲート・ガーディアンとセットで配られ、後にPP3で再販された。
第3期で再販された際のレリーフ版がベラボーにかっこいいのだが、カオス・ソルジャー−開闢の使者−が欲しかったので”これじぇねぇ!?”と叫んだ思い出がある。
効果
◇「カオス−黒魔術の儀式」により降臨。場か手札から、星の数が合計8個以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
専用儀式魔法の”カオス−黒魔術の儀式”は真デュエルモンスターズ攻略本の付録としてリリースされた。こちらもPP3で再販されているが、当時マジシャン・オブ・ブラックカオスデッキを組もうとするととんでもなくマネーがかかったというわけだ。
かなり初期の儀式モンスターということで大きな特徴はない。関連カードとしてはブラック・マジシャン・ガールの効果対象になっていることぐらいか(しかも、その場合儀式モンスターとして使われず、ただ墓地に送られるためだけに投入されることが多い)。
闇属性・魔法使い・レベル8ということでトレード・インや闇の誘惑など様々なサポートカードは充実しているが、スペックを考えると仮面魔獣マスクド・ヘルレイザーとの差別化が難しいのが現状である。
では、なぜこのカードを使うのか?と聞かれれば、やはりそのカッコいいビジュアルに他ならないだろう。カードゲームにおいて”使いたいから使う”というのは十分すぎる動機である。
さて、コストを的確に処理する手段について考慮することにしよう。デッキを闇属性で統一することで儀式魔人を使いやすくしたり、儀式の供物で代用するのは闇属性儀式モンスターの定石だが、ここはやはりブラック・マジシャンをベースに考えるのがロマンというもの。
ブラマジだけではレベルが足りないので、見習い魔術師や闇・道化師のペーテンなど展開しやすいモンスターを一緒に併用していこう。
デッキ構成
デッキサンプル:
モンスター |
魔法 | 罠 |
---|---|---|
上級 氷の女王 マジシャン・オブ・ブラックカオス×3 ブラック・マジシャン×2 カオス・ソーサラー ブラック・マジシャン・ガール |
カオス−黒魔術の儀式×3 サイクロン ディメンション・マジック トレード・イン 闇の誘惑×2 拡散する波動 儀式の檻 魔法族の里×2 大嵐 |
マジシャンズ・サークル リビングデッドの呼び声 異次元からの帰還 闇の幻影×2 激流葬 聖なるバリア−ミラーフォース− |
下級 熟練の黒魔術師×2 儀式魔人プレサイダー×2 ダーク・グレファー 儀式魔人カースエンチャンター ライトロード・マジシャン ライラ マンジュ・ゴッド×3 闇・道化師のペーテン×3 |